マーケティング・センスの磨き方 マイナビ新書

黒澤晃(著者)

• 販売会社／発売会社: マイナビ
• 発売年月日: 2015/02/23
• JAN: 9784839953294

商品レビュー

2015/09/27

・ クリエイティブとは創造性、発想、アイデア、思いつき。人に「なるほど！！」を起こす力。
・ 意外と仮説を「結果予測」と誤解していることが多いようです。仮説にはブレイクスルーを含んだ「提案性」がないと感動を得られません。
・ オズボーンのチェックリスト　
① ほかに使い道はないか（転用）
② ほかのアイデアを借りられないか（応用）
③ 意味や形を変えてみたらどうか（変更）
④ 大きくしてみたらどうか（拡大）
⑤ 小さくしてみたらどうか（縮小）
⑥ ほかのもので代用できないか（代用）
⑦ 入れ替えてみたらどうか（置換）
⑧ 逆にしてみたらどうか（逆転）
⑨ 組み合わせてみたらどうか（結合）
・ 製品を小さくすると、人の気持ちに近づきます。「マイ」がつく感じになります。持ち運べて、自由になり、使い勝手も広がります。そのため、新しいライフスタイルの提案になる場合が多いのです。
・ 右脳の持つ「直感的に答えを見いだす力」をもっと信じ、そこから逆算していくことはブレイクスルーを生み出すセンスです。
・ ルールを作る。今行われている決まり事に問題点を見つけ、新しい決まり事を作ったらもっといい未来が生まれると考える。革新のスイッチを押せる人たち。
・ 不平不満はfor me。問題意識はfor society。
・ いい価値には夢が含まれています。今の状況を変えなければいけない時は、商品やサービスの表層ではなく、本質的な価値はどうなのか、と深く問うことが必要です。そして、その価値をメッセージとして言語化することが必要です。
・ 単なる情報ではなく、本当にターゲットのためになる情報を届ける。その届け方も含め的確を考える。エンターテインメント性、つまりコンテンツとしての魅力が求められているのです。
・ HOW思考からWHY思考へ。
・ プレゼンはお持ち帰りポイントを作る
・ いい企画書とは「相手を迷わせないもの」
・ 企画書を成功に導くにはまず、「悩み」を徹底的に情報収集し、分析し、うまくいっていない「原因」をあぶり出すことです。
・ いい企画書は、物語のようにページをめくっていく面白さがある
・ 最高の「読める」とは、一つの答えのみをイメージできることです。
・ 「正解」は「正快」へ・
・ 注意深い楽天家
・ 幸せのきっかけ作りが、ブランドの仕事

2015/07/08

読みやすさ　　：★★★★☆（読みやすい）
分かりやすさ　：★★★★☆（分かりやすい）
内容の充実度　：★★★★☆（満足）
全体のまとまり：★★★★☆（まとまっている）
費用対効果　　：★★★★☆（買って読む価値がある）
読後感　　　　：★★★★☆（モチベーションがあがる）

2015/05/26

「結果が出ないのはセンスが足りないからだ」と。「いい企画が通るのではなく、「通る企画がいい企画」なのだと博報堂出身の著者が説く。いろいろと参考になった。