店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
5/21(火)~5/26(日)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784101355559 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
5/21(火)~5/26(日)
- 書籍
- 文庫
ノエル
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ノエル
¥220
在庫あり
商品レビュー
3.9
76件のお客様レビュー
絵本作家になった圭介、妹が生まれる莉子、読み聞かせを行う与沢の話。勝手な先入観により掌で踊らされ、どんどん繋がっていく様が最早楽しい。人間の後ろ暗い部分が分かりすぎるくらい上手く表現されてて、だからこそ入り込む。正しくクリスマスのお話で絵本が開きたくなる。
Posted by
滑り込みで夏の読書となったクリスマスのお話(^^; とても良かった。最初のお話好きだなぁ。騙されてあっという間に真相がわかる叙述トリックもあり(笑) 苦手なファンタジー要素は出てくるものの、童話の世界だと分かっているので、なんでもアリな感じではなく想像もしやすい。全然問題なかっ...
滑り込みで夏の読書となったクリスマスのお話(^^; とても良かった。最初のお話好きだなぁ。騙されてあっという間に真相がわかる叙述トリックもあり(笑) 苦手なファンタジー要素は出てくるものの、童話の世界だと分かっているので、なんでもアリな感じではなく想像もしやすい。全然問題なかった。 圭介の作った物語もおじいさんが作ってきた物語も優しくて好き。 ただ、3話目の「あのね…」で話が途切れる箇所が何回かあるのがもどかしい。結局何なのか分からなかったのは、私の読解力のなさかな。 最後に出てきた若い男女はあの2人ではないの?(他のサイトで違うこと書いてあるの見た)とか。 とても感動する良いお話だっただけに、ちゃんと理解できなかった自分が悔しい!
Posted by
道尾秀介を読んだのは3作目。 ハズレ無しである。 練られた構成、素直な文体に加えて、基本的に救いがある物語なので、読後感が良い。 だからと言って、ご都合主義の甘ちゃんな物語では決してない。 この作品は、3つのショートストーリーと、エピローグで構成されているけれど、それぞれのシ...
道尾秀介を読んだのは3作目。 ハズレ無しである。 練られた構成、素直な文体に加えて、基本的に救いがある物語なので、読後感が良い。 だからと言って、ご都合主義の甘ちゃんな物語では決してない。 この作品は、3つのショートストーリーと、エピローグで構成されているけれど、それぞれのショートストーリーの主人公たちは、お世辞にも明るい人生を歩んでいない。3人ともそれぞれの仕方で「死」のリアリティを孕んでいる。 そして、それぞれの辛い人生と対比させるように、「物語」が劇中劇のように配置される。それは、自分で描いた絵本だったり、図書館で借りた絵本だったり、女の子を喜ばせるために考えた童話だったりするけれど、読者は主人公の気持ちを追体験するように、「物語」の間だけ落ち着いて呼吸ができるような感覚を味わうのだ。 3つのショートストーリーは絶妙に絡まり合い、最後のエピローグで見事に合流して、着地する。 読者が心から救われてほしいと願った優しい人たちが、まとめて救われていく。 面白いし、心温まる。 人にオススメしやすい本。
Posted by