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僕とおじさんの朝ごはん
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2015/02/25 |
| JAN | 9784120047008 |
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僕とおじさんの朝ごはん
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商品レビュー
3.7
54件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すごく感動した作品だったので星5。 他の星5よりかはちょっと下くらいかも。 最初は、少年が、無気力な主人公との出会いを通して変わっていく話なのかなと思っていたけれど、読み進めるうちに、いつの間にか主人公の方が少年のために真剣にご飯を作り、向き合おうとしている姿に強く心を動かされた。 題名の僕は少年のことだろうけど、おじさん目線でストーリは進んでいった。 主人公はやる気がなく、面倒なことを避けながら生きている人物だけれど、決して冷たい人ではない。その力の抜けた雰囲気が、逆に人を安心させたり、本音を話しやすくさせているのだと思った。 また、子どもだけではなく、親の苦しさや葛藤も丁寧に描かれていたのが印象的だった。特に英樹のお母さんの言葉は、本当に胸が痛くなった。 「私は…・・・・あの子を産んだ責任がありますから。あの子が普通の生活を送れるようになるまでは、私の人生はあの子にすべて捧げなくてはいけないんです」 「私のせいなんです。私が五体満足に産んでいたらと、毎日毎晩自分を責めています」 「英の代わりなんて・・・・・・英が大事なんです。たとえ私が十人産んだとしたって、英の代わりになる子なんて一人もいません」 子どもを思う気持ちや、自分を責め続けてしまう苦しさが伝わってきて、すごく苦しかった。 でも、その子のせいで自分の時間が、なんてことは全く思っていなくて、それだけ子どものことを愛しているのだとも感じた。そういう親になりたい。 その後の主人公の返しも良かった。 「自分のせいだと思ったらもう最後までそれでいくしかないんですよね」 「事実はそうじゃなくても、周りが誰のせいでもないと言ってくれたとしても、なんの気休めにもならないんじゃないかと思ったものですから」 ただ「あなたのせいじゃない」と綺麗に励ますのではなく、本人の感情を否定せずに受け止めようとしている感じがして、とても印象に残った。許されたいわけではないのに周囲から簡単に慰められることで、逆に孤独になることもある、という感覚はすごくリアルだと思った。 それから、結構序盤に出てきた話で、 「幸せを目標にしたら大変、キリがないから。それより、今日三度の食事ができたら、なんていい一日だったんだと思えた方がよっぽど楽だ」 という言葉も良かった。大きな幸せを追い求め続けるより、小さな日常を大切にする方が、人は少し楽に生きられるのかもしれないと思った。 最後の終わり方もすごく良かった。 自分から死を選ぶことの悲しさについても考えさせられたし、「理解できた」なんて簡単には言えないけれど、それでもその苦しさに近づこうとしている作品なのかなと思った。
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無気力なケータリングやをやっている健一と、生まれてからずっと病気と共に生きる少年の話。少年とおじさん、お互いに一生懸命すぎないところがいいのか、居心地よく過ごしているうちに、お互いに良い関係になっていく。 手術を辞めたいと言った少年との場面、その思いに一生懸命寄り添った健一、最後...
無気力なケータリングやをやっている健一と、生まれてからずっと病気と共に生きる少年の話。少年とおじさん、お互いに一生懸命すぎないところがいいのか、居心地よく過ごしているうちに、お互いに良い関係になっていく。 手術を辞めたいと言った少年との場面、その思いに一生懸命寄り添った健一、最後の晩餐が実現した場面も、うるうるしてしまった。
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人は自分ごとだと熱くなるし 他人事だと鬱陶しい できれば、疲れない程度には、関わることは自分ごととして考えられる人でありたい すぐ疲れるんですけどねえ
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