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14歳からのリスク学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 楽工社 |
発売年月日 | 2015/02/18 |
JAN | 9784903063713 |
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14歳からのリスク学
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
しごくまっとうな話。 感覚では無く論理的に考えましょうということ。 確かに中学校くらいに、教えるとちょうどいいかも。 行き過ぎに対する警告がある点でも良い感じ。
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14歳からのと銘打っているだけあってスラスラ読める。 徹底して相対リスクについて語っていて好感が持てる。 「そのリスクがどのくらいの大きさなのかを見積もる」 「目の前にあるリスクだけに目を奪われない」 「あるリスクを減らすことによって生じる代償を考える」 は参考にしたい。
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やまもと・ひろし SF作家 1956- SF作家としての活動とともに、初代「と学会」会長としての旺盛な活動でも知られる著者が リスクに適切な対応をする方法、リスクとつきあう方法を考える。 もちろん14歳が読んでも役に立つ(ルビ付き)が、大人が読んでも大いに役に立つ。 著者は「...
やまもと・ひろし SF作家 1956- SF作家としての活動とともに、初代「と学会」会長としての旺盛な活動でも知られる著者が リスクに適切な対応をする方法、リスクとつきあう方法を考える。 もちろん14歳が読んでも役に立つ(ルビ付き)が、大人が読んでも大いに役に立つ。 著者は「リスクを少しでも減らすことが重要」と言うが、 これはリスクそのものを軽減すべきということだけではない。 たとえば、著者の妻は、毎年正月の無病息災などを願って初詣をする。 著者は無神論者なので、初詣に価値は感じない。 しかしここを断ったら、夫婦仲が悪くなるリスクがあるのではないかと思い、 初詣に参加する。この例は「神社にお参りするという行為は、科学的には 間違っていても、リスクを減らすという意味でなら正しい選択と言えます」 (P32) こういう意味での「リスク軽減」は、個人一人ひとりにとって違う。 著者は、そうした意味での「リスク軽減」を考えるべきだと述べる。 このへんが、たいへんに勉強になる。 こうした問題意識で取り上げられるのは、 ●1966年「丙午」の年に行なわれた10万人以上の中絶 ●こんにゃく入ゼリー ●韓国産ラーメン ●中国産食品 ●「ロリ男」による性犯罪 ●2011年の福島第一原発事故による問題 などである。いずれも、科学的統計に裏付けられた、 リスクへのあるべき対応が考察されている。 書名にある通り、中学生の副読本にすべきであるというくらい マトモな議論が展開される。 現代――特に2011年3月11日以降の日本に生きるということは、 リスクにどう対応するかということだ。 本書は、その課題にきちんと立ち向かった良書だ。
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