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子どもの本を読む
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光村図書出版 |
発売年月日 | 1985/06/01 |
JAN | 9784895280051 |
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「飛ぶ教室」1981~1983の1号から12号までに掲載された文章をまとめた本です。 私は昭和60年1985年の6月1日の初版第1刷の古本を読みました、この本には発刊後 間もない6月4日付けの河合さんの実筆のサインがあり感慨深いものがあります。 この本は「子どもの宇宙」とはまた違...
「飛ぶ教室」1981~1983の1号から12号までに掲載された文章をまとめた本です。 私は昭和60年1985年の6月1日の初版第1刷の古本を読みました、この本には発刊後 間もない6月4日付けの河合さんの実筆のサインがあり感慨深いものがあります。 この本は「子どもの宇宙」とはまた違った種類の本が紹介されていておもしろかったのです。 この本の内容とは関係ないことですが、河合さんが児童書に興味をもった経緯が、2008年発行の「臨床心理学 Vol.8 No.1 」の河合さんの追悼特集にあったので紹介します。 山中康裕さんの「河合隼雄先生と子どものこころ」というの中の文章です。 『・・これまで、誰も述べていないことで、私が密かに思っていることを書くと、そもそも児童文学や文学に全く興味すらもって居られなかった先生がある日突然これらに関心を示し、以後、次々と文学関係の名著を残されることになったのは、実は国語教師であった先生の奥様との日々の語らいが大きく影響していると思うのである。先生ほど奥様との語らいを大切にされ、殆んど毎日夫婦間の対話に時間をかける人はみたことがないからだ。 しかも、そのことは「とりかへばや物語」を扱った、「とりかへばや、男と女」の出版からだというのが、私のヨミなのだ・・』 この記事を読んだあと、私は河合さんの児童書解説は奥さんのための本ではないか?と思うようになりました。 これは奥さんが執筆したという意味ではありません。奥さんの能力を借りて河合さんが執筆したということです。おそらく、河合さんは奥さんの能力を惜しんでいたんだと思います。しかし、奥さんは、これは私の全くの想像ですが、夫より前に出ないという古来の教育を受けた人で、目立つことを嫌ったのでしょう。そこで河合さんは案じた挙げ句、そうしたのではないでしょうか? たぶん、そこには夫婦のドラマがあったはずです。素敵ですよね~。 私は「相棒」という刑事ドラマを見すぎているせいなのか、推理や妄想が激しいです。ドライブ・マイ・カーという映画を鑑賞したばかりなのもあります m(_ _)m まーこれは・・仮に事実がわかったとしてもだいぶ先でしょうね、30年後とか真実を知っている人たちが亡くなってから。奥さん愛用のタンスの引き出しから草稿が見つかったとかね。 でも私はどっちでもいいと思います、最後の監修は河合隼雄さんがしただろうし、もし、夫婦で、あの「河合隼雄」を築き上げたとしたなら見習いたい案件ですよね。卑近な例では、サザンオールスターズの曲は桑田さんがつくったか原坊がつくったかんて詮索しないですよね。 スイスでの夫婦生活とか子育てなど、波乱万丈の人生を「ゲゲゲの女房」みたいにドラマ化してくれるとすごくうれしいですけど、それはないんでしょうね。 (ちなみに、奥さんの文章は『泣き虫ハアちゃん』のあとがきに2ページ分だけあります。奥さんについていろいろ調べたんですが情報は非常に少ないです。「大塚信一著の河合隼雄 心理療法家の誕生」に、少しだけ奥さんのことが書かれています。「奥さんについては語らない」これが周辺の人の不文律なんでしょう)
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