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グローバルに通用する異能を開花する 0歳からシニアまで自ら考え、生き抜くための教育とは 大前研一通信 特別保存版Part.ⅤⅢ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日販アイ・ピー・エス |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784990211868 |
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グローバルに通用する異能を開花する
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
今回の本は、レビュープラス様からの献本です。ありがとうございます。 サブタイトルは、0歳からシニアまで自ら考え、生き抜くための教育とは」で、子供から大人まで従来の教育(あるいは強育、または矯育)からチェンジする必要を説いている。 1月にNHK特集でネクストワールドと言う...
今回の本は、レビュープラス様からの献本です。ありがとうございます。 サブタイトルは、0歳からシニアまで自ら考え、生き抜くための教育とは」で、子供から大人まで従来の教育(あるいは強育、または矯育)からチェンジする必要を説いている。 1月にNHK特集でネクストワールドと言う番組が放送されていた。第1回では、人工知能が話題になっていて、人間に取って代わる能力を発揮していて実際に活用されている事例が上がっていた。例えば法律。アメリカで証拠集めの手段としてディスカバリと言う制度がある。キーワード検索で必要と思われる証拠を探し出して、最小限の人間で調査できるようになっている。 ロボットも流れ作業のような単純作業のみならず、いわゆる知識労働と言われる領域まで、進出してきているので、ただ答えを覚えて解答して合格という試験に頼っていると火傷する。モノを考え、与えられた情報に対して本当にそうなのかという疑問を持ち自分なりの答えを出す。 同調圧力が強くて空気という、あるかどうかわからないものを読むことをスキルの1つとして求められる日本社会で、「異能」が出るかどうか。文科省の指導教育に頼っていると、頭の中が化石になってしまう。 読んでいてフムフムと思った。いつになっても頭を活性化させる必要があるなあと思った。アップデートもせずに昔の知識で生き抜いて行こうなんて思ったら甘ちゃんなのがよく分かった。 NHKネクストワールド http://www.nhk.or.jp/nextworld/ ロボットや人工知能の進化は人間の仕事を2025年までに奪い尽くすのか? http://gigazine.net/news/20140808-ai-robotics-and-future-job/ ediscovery http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%83%85%E5%A0%B1%E9%96%8B%E7%A4%BA
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本書は、「グローバルに通用する異能を開花する」という題名で、「教育」をテーマに取り扱っている。 画一的な能力を育むための、旧来の昭和的な偏差値絶対主義の詰め込み教育ではなく、自身が考えて、生きる力を身につけないと、日本人は生き残っていけない。 「生きる力」は、人それぞれの生き方に...
本書は、「グローバルに通用する異能を開花する」という題名で、「教育」をテーマに取り扱っている。 画一的な能力を育むための、旧来の昭和的な偏差値絶対主義の詰め込み教育ではなく、自身が考えて、生きる力を身につけないと、日本人は生き残っていけない。 「生きる力」は、人それぞれの生き方によって異なる。各自が異なる能力、すなわち異能を身に付けることで、日本は生き残れるようになるだろう。 特に、「国際バカロレア」(IB)はこれから「グローバルに通用する異能を開花」させるという意味では、導入が必須になってくるだろう。 しかし、本格的に「国際バカロレア」(IB)を日本で普及させるなら、今の教育制度を大幅に見直さないと実現は難しいだろう。国の制度に比較的依存しなくてよい、私立の学校は優先的に対応していくべきだし、対応していない学校は生き残って行けないだろう。 また、幼児期を学習準備期間ではなく、一人の市民として今を生きる期間として扱う考え方は、そのとおりだと思った。 「我々が身近にできること」として、子供との接し方を書いているのも、具体的で良かった。 これから、様々な教育の形がでてくるだろう。 経済や金融も大事だが、日本という国が今後も発展して生き残っていくためには、教育が必要であると、改めて考えさせられた。 本書の中で他に気になった箇所は、「日本のことが好きな国」の筆頭として、ロシアが挙げられていたこと。本文に「ロシア人の八十五%は日本が好きだという調査が出ている。一方、日本人は九十%がロシアが好きではないというのだが、こんなにもったいない話はない。」とある。まさにそのとおりだと思う。エネルギー問題の話もあるし、これから日本は官も民もロシアと友好を深めるべきだと思う。 それにあたっては、日本とロシアの関係の歴史を学んでおいた方がよいかもしれない。古くは、江戸時代に漂流してロシアに助けられ、日本に帰国した大黒屋光太夫を始めとして、日露関係の歴史を見ると意外な発見があり面白い。 本書は、大前研一氏が学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学(BBT)の宣伝色が強い。実に四分の一以上のページを割いてBBTの説明をしている。 また、DVDの内容も、本書と重複する内容が多く、あまり得られるものがない。(大前氏の生の声を聴けるのはよいが) 第3章「0歳から18歳まで、異能を開花するための人材育成」の内容や、他にも役に立つ情報は多く記載されているので、濃い部分を凝縮して、その分安く売ってくれないかと思う。 得られるものは多いが、あまりコストパフォーマンスは高くない一冊。
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日本は国土も価値観も狭苦しい。こんな土壌では異能は生まれない。ゼロベースで全く新しい考えをできる人間がグローバル社会で重要である。 大体主題ははこんな感じ。 タイトルにある「異能を開花する」の「異能」とは、グローバルに通用する人間力があるという定義であり、少し期待外れだった。...
日本は国土も価値観も狭苦しい。こんな土壌では異能は生まれない。ゼロベースで全く新しい考えをできる人間がグローバル社会で重要である。 大体主題ははこんな感じ。 タイトルにある「異能を開花する」の「異能」とは、グローバルに通用する人間力があるという定義であり、少し期待外れだった。 ただ、主題とは少し外れる話は面白い。 将来的には、中国が10つ程度に分割されるというシナリオがあるという話や、東京の容積率(敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合)が意外に低く、2階建ての一般家庭を6階建てにして貸し出すことで、日本の都市をさらに強化することができるという話は私には初耳で興味深かった。 1、2、4章は良質なビジネス書的な感じで面白かったが、3章だけは雰囲気がかなり違った。 この章では、グローバルに通用する人材を作り出す「国際バカロレア」について説明されているが、とってつけたような印象を受けた。この章は内容が羅列的であり、また、(特に和訳の)文章が読みづらく、個人的に興味が惹かれなかったので読み飛ばした。
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