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をちこちさんとわたし
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2015/02/10 |
JAN | 9784120046957 |
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をちこちさんとわたし
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
記憶を忘れてしまったわたしと、わたしの生活を提供してくれる一緒に住む遠近さん。 わたしは菊と呼ばれ、しばらくの間は遠近さんの一軒家から出ることを禁じられていたけれど 徐々に、彼の友人で夕食を食べにくる初瀬や、電車で会いに行った標常葉【しるべときわ】さん。 誰もが菊を見ると薄気味悪いものを見たかのような反応をし、菊を誰かに似ていると言った。 初めは自分は幽霊だと思っていた菊だったが カナブンのブイブイさんとの交流、時折記憶によみがえる自然の風景と、遠近さんの思惑。 菊はオオカミだった。 遠近は、標常葉と恋人関係だったが、絵の才能がある妹のもちと関係を替え、 もちに恋愛感情を抱いていた友人の初瀬の気持ちを踏みにじった。 もちは遠近を残したまま亡くなり、彼女の面影だけを追いかけた遠近がしたことは、オオカミを使ってもちを甦らせること。 誰の気持ちも、誰にも変えられない。 その人はその人しか、いない。 誰もが失ったものの空洞を抱えながらも、寄り道をしても、それでも生きていく感じ。悲して切ないけれど。
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記憶をなくした菊と気難しい遠近さん。ゆっくり流れる時間のなかで、菊の過去や占い師の遠近さんとの関係が少しずつ解き明かされていく。 小説のジャンルでいえば、「幻想小説」になるのかな?特に惹きつけられるというわけではないけれど、読まされてしまう作品。
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こんな人知らなかった、初めて読んだ。そしたらかなりファンタジーだった。途中まではわけがわからないなりにゆっくりいてくれたのに、最後はもう勝手においてきぼりだった。
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