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いなくなった私へ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784800237293 |
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いなくなった私へ
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商品レビュー
3.6
49件のお客様レビュー
推し活中の辻堂ゆめさん9冊目はデビュー作を手にしました。現役東大生が文壇に放った第一声は「この国のマットレスは硬い。」であった。あーあぁっ、なんとも尊いお言葉、流行語大賞にしたいほどw 菩提樹の下で瞑想していた釈迦が床ずれでも起したかのように伸びをする姿を想像してしまいました。 ...
推し活中の辻堂ゆめさん9冊目はデビュー作を手にしました。現役東大生が文壇に放った第一声は「この国のマットレスは硬い。」であった。あーあぁっ、なんとも尊いお言葉、流行語大賞にしたいほどw 菩提樹の下で瞑想していた釈迦が床ずれでも起したかのように伸びをする姿を想像してしまいました。 それと発見したのです。状況が把握できないときって読む速度も慎重にゆっくりになるのに、イメージできるところはサクサク読んでいくことができるとゆうこと。 ゴミ捨て場で意識を取り戻した超人気国民的歌手の上条梨乃、帽子もサングラスもしてない素顔を晒しているのに誰からも認識されない。 ふと目にしたニュースに「上条梨乃、マンションの19階から飛降り自殺」とか戸惑いを隠しきれない。そんななか、彼女の認識阻害効果に反して上条梨乃だと気づいたのは、たまたますれ違った大学生の佐伯優斗だけだった。異世界転生ものでしばしみられる現象に似てるけど惹き込まれてしまいますね。 そして飛降り自殺の余波で交通事故死した小学生の立川樹。この少年も認識阻害効果が付与されていました。家に帰っても家族からも認識されない立川少年。てか本人の遺体があるはずなのにどうなってしまったんかな。 とりあえず2人を認識できるのは優斗だけなのだ。 ここからどう展開して着地させるのか、謎のカルト教団も気になるし興味マシマシで疑問点も爆上がり、整合性が異次元で常識から破綻してるけど辻堂ワールドだから妄信しちゃう。コナンだって小学生にされたままいつまでも年を取らずに謎の組織を追って30年は続いてるし、サザエさんも、ちびまる子ちゃんだって年を取らずに無限ループの世界にいるからまあそんな設定なんだからと受け入れちゃう。 なぜ優斗は認識できるのかってところもキモですよね。 違う人生歩むにしても前と同様のスペック引継いでるので、挫折することなく高レベルの人生クリアしてしまうと思いますけど。なんだろう。悪夢にうなされるのは心地よくない気がします。睡眠の質を高めるマットレスが必要ですね。
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辻堂ゆめさんのデビュー作。 ある日自分が世間では死んだことになっていて、肉体はあるのに自分だと認識されないという謎。なぜか梨乃を認識できる優斗と樹とともに、謎を探っていく物語。 非現実的な設定だけれど、きちんとミステリーになっていて、途中から読む手が止まらなくなってしまった。 ...
辻堂ゆめさんのデビュー作。 ある日自分が世間では死んだことになっていて、肉体はあるのに自分だと認識されないという謎。なぜか梨乃を認識できる優斗と樹とともに、謎を探っていく物語。 非現実的な設定だけれど、きちんとミステリーになっていて、途中から読む手が止まらなくなってしまった。 章の始めにある外国の村の話が、メインストーリーとどうつながるのかわからず、少し戸惑ったけれど、最後はうまくつながっていた。不思議な輪廻の力。 病院のあたりから、戸籍について気になって、若干注意力が削がれてしまい、そのあたりもうまい説明があるとよかったかも。 ん?と疑問に思うところはいくつかあるにせよ、全体的に面白かった。 子供であるいっくんがどうなるのか少し心配だけれど、それぞれが第二の人生を幸せに生きられたら。
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いろいろな謎が次々と出てきて、最後に全てが一本に繋がって解決していく構成が好き。 1918年の手記と現代が交互に出て来るような仕掛けも良かった。 そもそもの設定が非現実的だったり、細かいところが気になったりはしたけど、話自体は引き込まれるもので面白かった。
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