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医療殺戮
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医療殺戮

ユースタス・マリンズ(著者), 天童竺丸(訳者), 内海聡

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医療殺戮

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ともはつよし社
発売年月日 2014/11/11
JAN 9784990808112

医療殺戮

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商品レビュー

3

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2021/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

以前読んで驚きと共に妙な感激(“そうだったの?知らなかった!的な”)を覚えた陰謀論。コロナ禍の下、改めてどんな内容であるか確認したく再読してみました。 再読後の感想は、イマイチ微妙、という感じです。 医療をはじめ社会に溢れる欺瞞を暴いて見せているのですが、真実かどうかは別として一部周知のものも散見されます(アルミの鍋の話、フッ素の話とか)。啓発・暴露という点では価値はあるかもしれませんが、内容に新味はなく、この手の話はキリがないという感を受けました。 ・・・ 本作は題名にインパクトがありますが、原題はMurder by Injectionであり、殺人注射、とでもいった直訳もできます。米国医師会AMAの金もうけ体質から始まり、がん産業、予防注射、フッ素の人体投与、エイズにまつわる話、化学肥料の使用や有害化学物質について等々と多岐にわたります。 本作で一番まじかと思ったのは、戦争(第二次世界大戦)終結とともに積みあがった在庫の処分のために、塩素を水道水に、そして硝酸塩を化学肥料に転用したというくだり(P.324)。事の真偽は分かりませんが、一部の効果があることを良いことに有害な物質を押し付けるやり方はありえると感じました。 その他、医師会やがん協会が患者の為ではなく自己のために存在するというのはありがちな話で、金融業界が資金・人材を投入してコントロールしているというのもまあある話だとは思いました。筆者の一貫した主張です。 ・・・ おわりに。こうした一部極端な話は丸ごと信じるのではなく、気になる部分を自ら確認する形で検討する程度が良いのかと思います。 何となく日本人は政府や大企業・マスコミを信じすぎるのだと感じます。その点ではこうした本で物事を疑う姿勢を学びたいと思います。極端で嫌いな人もいるかと思いますが、お上が信じづらい時代ですので、一つ頭の体操程度に読むのは悪くないと思います。

Posted by ブクログ