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みずうみのほうへ

上村亮平(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784087715989

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商品レビュー

3.4

6件のお客様レビュー

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2024/10/16

純文学っぽい話でした。 話は少年時代の主人公から始まります。 空想の話をまるで本当の話かのように話してくれる父親。その父親と船で旅行する。 そして、叔父や、仲良くなった少女や、サイモンという不思議な存在と出会い、話が進んでいきます。 とても悲しい話でしたが、途中から、読む手が止ま...

純文学っぽい話でした。 話は少年時代の主人公から始まります。 空想の話をまるで本当の話かのように話してくれる父親。その父親と船で旅行する。 そして、叔父や、仲良くなった少女や、サイモンという不思議な存在と出会い、話が進んでいきます。 とても悲しい話でしたが、途中から、読む手が止まらなくなり、最後まで一気読みしてしまう内容でした。

Posted by ブクログ

2021/12/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

7歳の誕生日に船に乗って、父はそれっきりいなくなった。 消えた父の面影を残したまま、貧しい叔父に引き取られた僕は 湖がある寒い街で少年時代を過ごし、大人になって港で働くようになる。 そこで盗難車や事故車を売買している男は、 かつて少年と父だけが知っていたサイモンそのものだった。 サイモンが語った船上での父と交わした言葉と最後。 アイスホッケー場で出会った彼女と、少年時代に近所にいた、今はもういない少女との思い出。 喪失を抱えてもなお、人は生きていく。 それは少年だけに限らず、サイモンだって、他の人だって同じ。 暗く寒々しい情景が浮かんだよ。 父の最後は、本当かなあ?

Posted by ブクログ

2018/01/09

2015.4/11 図書館より拝借のすばる文学賞作品。というのは後で知ったことで、装丁とめくってみた時の行間の奥行きに惹かれて手に取りました。不思議な空気感が漂ってます。作家は日本人のはず...時間軸も行ったり来たりで、主人公の喪失感が両肩にずっしり重ったままエンディングにきてフ...

2015.4/11 図書館より拝借のすばる文学賞作品。というのは後で知ったことで、装丁とめくってみた時の行間の奥行きに惹かれて手に取りました。不思議な空気感が漂ってます。作家は日本人のはず...時間軸も行ったり来たりで、主人公の喪失感が両肩にずっしり重ったままエンディングにきてフワッと解放されるという...今までにない読後感の作品でした。

Posted by ブクログ

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