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偽証裁判(下) 創元推理文庫
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偽証裁判(下) 創元推理文庫

アン・ペリー(著者), 吉澤康子(訳者)

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偽証裁判(下) 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784488295066

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商品レビュー

5

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2016/04/10
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※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズ邦訳、第4弾。 1巻目を読んだ時から大好きで、ずっとずっと翻訳を待ち焦がれているのだけど、ようやく4冊目。 翻訳者の方、ありがとうございます! ヴィクトリア朝が舞台なこと、モンクの記憶喪失、ヘイリーの凛々しさ、2人+1人の恋愛未満模様など、好きなポイントはいくらでも。 また、事件はちゃんとその巻で解決するものの、肝心の設定はじりじりと亀の歩みなので、その辺のやきもき感がハンパない。 ミステリーとしてもご立派。そうきたか、というハラハラドキドキが、最後まで続いてくれる。 ナイチンゲール登場には、もちろんフィクションだけど、思わず拍手したくなったよ。 ヴィクトリア時代に、これほど整然とした裁判が開かれていたかどうかは知らないが、面白いからもっとやってください。 とにかく、続きを! ぜひ!

Posted by ブクログ

2015/09/13

 記憶喪失の元刑事モンクと、看護婦のヘスター、弁護士ラスボーンのシリーズ。    エディンバラからロンドンへ老婦人の付き添いにやとわれたヘスターだったが、列車の中で婦人が急死する。  ヘスターは、殺人犯として捕らえられ裁判にかけられる。  19世紀末のイギリスの上流社会を丁寧に...

 記憶喪失の元刑事モンクと、看護婦のヘスター、弁護士ラスボーンのシリーズ。    エディンバラからロンドンへ老婦人の付き添いにやとわれたヘスターだったが、列車の中で婦人が急死する。  ヘスターは、殺人犯として捕らえられ裁判にかけられる。  19世紀末のイギリスの上流社会を丁寧に描いているのが魅力シリーズなのだが、ヘスターいなくて大丈夫なの??って思った。  モンクもラスボーンも有能なのだけど、常にヘスターが得てくる情報によるところが大きかったのに、そのヘスターが身動きとれない状態になるなんて。  しかも、エディンバラでの裁判になって、ラスボーンは弁護ができない。  四面楚歌の状態でどうなるとはらはらしてたら…。    人間、常日頃の行動がやっぱり大事だよねと思うよ。  で、やっぱり三人揃って、というかヘスターがいてこそ物語が動き出す。  事件そのものは、なんとも後味の悪いものだった。  ストレスって、とことん人間を歪ませるんだね。    で、三人の三角関係(?)みたいなのが、じれったく微妙になっているのが一種の清涼剤でした。  いやあ、この慎み深さがくせになります。  じれったいが、まだまだこのままでいてほしいです。

Posted by ブクログ

2015/08/28

ウィリアム・モンクのシリーズ4作目。 勇敢な看護師ヘスターが殺人容疑で裁判にかけられます。 絶望的な状況の中ヘスターの無罪を信じで奔走する敏腕弁護士ラスボーンと私立探偵モンク。 アン・ペリーの描写は本当に素晴らしい。事件の謎や人間関係から、そこへ時代の空気感や主要人物の性格まで、...

ウィリアム・モンクのシリーズ4作目。 勇敢な看護師ヘスターが殺人容疑で裁判にかけられます。 絶望的な状況の中ヘスターの無罪を信じで奔走する敏腕弁護士ラスボーンと私立探偵モンク。 アン・ペリーの描写は本当に素晴らしい。事件の謎や人間関係から、そこへ時代の空気感や主要人物の性格まで、違和感なく、魅力的に描かれています。 結末も気になるのは当然だけど、とにかくその過程が面白い。かのナイチンゲールも登場します。本当に胸のすくようなシーンですよ。

Posted by ブクログ

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