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ねこに未来はない
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 1971/12/25 |
JAN | 9784794940780 |
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ねこに未来はない
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
詩人長田弘による猫エッセイ。猫を飼っていた日々を綴っていますが、今の感覚で猫好きの人が読むとショックを受けるかも知れません。時代がもつ猫観の違いが興味深くはありますが。 猫の気ままさ、気まま故の愛らしさが軽やかな筆で書かれています。しかし、だからこそ不意に訪れる別れの空虚さも大き...
詩人長田弘による猫エッセイ。猫を飼っていた日々を綴っていますが、今の感覚で猫好きの人が読むとショックを受けるかも知れません。時代がもつ猫観の違いが興味深くはありますが。 猫の気ままさ、気まま故の愛らしさが軽やかな筆で書かれています。しかし、だからこそ不意に訪れる別れの空虚さも大きいのですが。昭和40年代の風俗小説として読んでも面白いかも。 巻末にはアラン・シリトーの「ママレード・ジムの華麗な冒険」も紹介されていますが、これまた軽やかな文体が長新太のイラストと相まって楽しいです。
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ぼくも猫が好きではなかった。というよりも、猫好き過ぎる人を好きになれなかったのだ。 でも人を見ないで猫だけ見ていたら、また好きになりました。 良き隣人であればいいなと願いつつ。 顔を見せない間、彼らはどこでなにをしているのやら…。
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猫には前頭葉がなく、先のことを予期する能力がない、ということがこの本に書かれているというので読んでみました。 1971年に出版された本です。当時は情報もなく、動物愛護の風潮も少なく、これで良かったのかもしれませんが、あまりにも猫の扱いがぞんざいです。この夫婦は、猫をどんどん死なせ...
猫には前頭葉がなく、先のことを予期する能力がない、ということがこの本に書かれているというので読んでみました。 1971年に出版された本です。当時は情報もなく、動物愛護の風潮も少なく、これで良かったのかもしれませんが、あまりにも猫の扱いがぞんざいです。この夫婦は、猫をどんどん死なせたり行方不明にさせたりします。 どこまでが実話でどこまでが詩の世界なのかよくわかりません。 しかし、詩人としての表現だとはいえ、猫の事故や行方不明をグングンとふくらませた表現をして、それは猫を失った自分たちを楽しんで、いろんな言葉を飾り付けているようです。 この人は、猫嫌いのままでいればよかったのに。現在の僕の価値観では、この猫の扱いには耐えかねます。多分そういう触れ方をする本ではないのだろうけど、つらすぎて、たとえフィクションだとしても、詩集だとしても、もう二度と読もうとは思えない本でした。
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