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「古代学」とは何か 展望と課題
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「古代学」とは何か 展望と課題

上田正昭(著者)

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「古代学」とは何か 展望と課題

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 藤原書店
発売年月日 2015/01/23
JAN 9784865780086

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2015/06/24

京大教養部時代の若手研究者で授業を受けたことがあった。倭の5王とは誰か?飛鳥は河内の国や日本各地に!唐と新羅が一枚岩ではなく、百済滅亡後の対立、そして日本の天皇が「天子」「皇帝」を名乗っていた!など驚きの事実。日本という国号が用いられたのは674年以降であることの立証など、天武・...

京大教養部時代の若手研究者で授業を受けたことがあった。倭の5王とは誰か?飛鳥は河内の国や日本各地に!唐と新羅が一枚岩ではなく、百済滅亡後の対立、そして日本の天皇が「天子」「皇帝」を名乗っていた!など驚きの事実。日本という国号が用いられたのは674年以降であることの立証など、天武・持統時代の検証も面白い。韓国に対する蔑視の心が日本版中華思想として、「神宮皇后の朝鮮征伐」という言葉から既に始まり、奈良時代・江戸時代も連綿と続いてきているということは思いもよらないことだった!日韓中の現代に比較してみても面白い。あとがきで著者は自らの研究方法を語っている。文書や記録だけでなく、遺跡・遺構・遺物はもとより、金石文、木札・木簡、昔話などの口頭伝承、神事・仏事、芸能、古語・古地名など総合的な研究、それが古代学なのだ!

Posted by ブクログ