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四次元温泉日記 ちくま文庫
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四次元温泉日記 ちくま文庫

宮田珠己(著者)

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四次元温泉日記 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/01/07
JAN 9784480432384

四次元温泉日記

¥440

商品レビュー

4.4

9件のお客様レビュー

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2024/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

じっくりゆっくり読みました。とても面白かった! 個人的に印象に残ってるのは「常連になりたくない」のくだりです。あんまり考えたことなかった視点で話を広げられてたのでかなり可笑しく読みました。 それと「溶岩トンネル」は一読するだけでは仕組みがイメージできず、わざわざ火山地形の本を参照して勉強する羽目になりました。 読んで何かを感じるというよりは、隣で話を聞いてクスッと笑うような心持ちで持ち歩く本でした。読み終わって寂しいです。他の本も探してみようかなと思ってます。

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2020/10/02

温泉を巡る紀行文ではなく、 複雑に入り組んだ通路を持つ 温泉旅館について書かれたエッセイです。 たしかに温泉旅館に宿泊すると、 迷路のように入り組んだ通路に 戸惑うことが多々あります。 なんでこんなに わかりにくい造りなんだろうと思う反面、 そのラビリンス感がある種の情緒を醸...

温泉を巡る紀行文ではなく、 複雑に入り組んだ通路を持つ 温泉旅館について書かれたエッセイです。 たしかに温泉旅館に宿泊すると、 迷路のように入り組んだ通路に 戸惑うことが多々あります。 なんでこんなに わかりにくい造りなんだろうと思う反面、 そのラビリンス感がある種の情緒を醸していて、 趣をおぼえたりもします。 大のお風呂嫌いを自負する著者が、 温泉そっちのけで迷宮に足を踏み入れる様は、 せっかくイイお湯があるのに ちょっともったいないような気がしました。 手足を伸ばして ゆったり湯につかるって 至福の時なんだけどなぁ・・・ なんて思いながら読み進めると、 著者も後半になると 湯につかりながら「あ~ぁ」などと 思わずため息を漏らしたりなんかして、 やっぱり温泉ってエライなぁと感心しました。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2

Posted by ブクログ

2020/07/16

旅好きだが温泉には興味のなかった著者が、迷路のような旅館目当てで温泉に行く。しかし迷路な温泉旅館は昔ながらの異様な温泉も備えていることが多く、著者を驚かせるのだった。 私は温泉好きだけど、若いころは海外旅行派で温泉にはさほど興味がなかった。温泉好きになったのは中年になってからなの...

旅好きだが温泉には興味のなかった著者が、迷路のような旅館目当てで温泉に行く。しかし迷路な温泉旅館は昔ながらの異様な温泉も備えていることが多く、著者を驚かせるのだった。 私は温泉好きだけど、若いころは海外旅行派で温泉にはさほど興味がなかった。温泉好きになったのは中年になってからなので、著者には共感したし笑えた。「ボロくて陰気で廃墟みたいでもオッケーな温泉文化の不思議」とか視点が面白い。また篠さん紋さんとの自由なおっさん三人旅が、一人旅とグループ旅行のいいとこどりな感じで良いなあと思う。登場する旅館名は「A旅館」などの表記で明記されていないけど、特徴のある旅館なので、ネットで調べればどこか分かる。

Posted by ブクログ