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ぼくらは都市を愛していた 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2015/01/01 |
JAN | 9784022647627 |
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ぼくらは都市を愛していた
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商品レビュー
3
13件のお客様レビュー
面白かった。初の神林長平作品。読み辛かったが、慣れた。SFにはミステリと同様、読者との対立構造という一面があるなと思った。常識を揺さぶられていく感覚が面白い。興味深い方。最初のうちはテーマが直接的というか、会話の応酬がトントン拍子で気色悪かったが、後半に進むとまあなるほど、と言っ...
面白かった。初の神林長平作品。読み辛かったが、慣れた。SFにはミステリと同様、読者との対立構造という一面があるなと思った。常識を揺さぶられていく感覚が面白い。興味深い方。最初のうちはテーマが直接的というか、会話の応酬がトントン拍子で気色悪かったが、後半に進むとまあなるほど、と言った感じ。テーマそのものとか、考え方、表のギミックが興味深い方面で面白かったのは勿論。ストーリー、展開の仕方等(キャラクターに魅力はなかったな)エンタメ的に見ても面白いと思った。構成が妙で、章始めと章末がとてもワクワクする。
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神林長平の集合的無意識が語られてるのだと思いますが、終盤話が難しくなってきて、取りあえず最後まで読んでもう一回読み直しです。
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神林長平作品を読み始めて、既に35年。初めて積読になってしまった!?いや、2冊目か? 面白くないわけじゃないんだけど、最近は軽いものばっかり読んでいたんで、ちょっと疲れてしまった。。。 4年弱ぶりに再度チャレンジ。改めて、プロットは面白そう。 ついに読破。素直に面白かった。神...
神林長平作品を読み始めて、既に35年。初めて積読になってしまった!?いや、2冊目か? 面白くないわけじゃないんだけど、最近は軽いものばっかり読んでいたんで、ちょっと疲れてしまった。。。 4年弱ぶりに再度チャレンジ。改めて、プロットは面白そう。 ついに読破。素直に面白かった。神林長平らしい小説。言葉にする、観る、意識する、事で「活きる」ことになる、真実になる。 しかし、真の世界がカオスで、コスモスが、虚構の、フィクションの世界だなんて、誰が理解出来ようか!?自分が意識した部分だけが「現実」として成立しているなんて。じゃあ、自分の思うがままの世界になっているかと言うと、そうでは無い。それなら、意識していると感じている自分そのものも、実は他人の意識の産物であるのか?などと、考えれば考えるほど、悲しくなってくる。よくぞまぁ、考えつくものだ、と、今まで彼の書いた作品を読むたびに感じた想いを、改めて感じさせられた。 解説を読んで気がついたのだが、確かに綾田カイムさん以外の登場人物は女性だったんだ(ゲートキーパーを除く)。余り違和感なかったなぁ。綾田って、アイデンティティ、を意味してるのかな?
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