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お姉さんの食卓 リュウC
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2015/01/13 |
JAN | 9784199504341 |
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お姉さんの食卓
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
浅岡キョウジさんの作品『お姉さんの食卓(2015)』を読んでみた。 この独特(ダークな?)な世界観に魅了された。 本編も良いが・・・特別読み切りも良い!! チカコちゃん可愛い…
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ゾワゾワ、ゾクゾク、ゾゾゾゾゾ、そんな表現が似合う・・・似合いすぎる漫画を描ける一人だろうな、浅岡キョウジ先生は 確実に、漫画家としての腕力が高くなっている。ジワジワと効いてくる小パンチを刻みぎみに打ち続けて、膝に来させるタイプかと思いきや、いきなり、急所も何も無視して重い一発を...
ゾワゾワ、ゾクゾク、ゾゾゾゾゾ、そんな表現が似合う・・・似合いすぎる漫画を描ける一人だろうな、浅岡キョウジ先生は 確実に、漫画家としての腕力が高くなっている。ジワジワと効いてくる小パンチを刻みぎみに打ち続けて、膝に来させるタイプかと思いきや、いきなり、急所も何も無視して重い一発を打ってくるので油断がならない ともかく、内容がショッキング。異色中の異喰 厳密に言えば、カニバリズム(人食嗜好)でないんだろうが、精神的にエグい描写が多いので、気の弱い人は読んだ後に食欲がなくなる可能性があるかも・・・・・・ 前作の『變愛』を読んでいた人でも、この『お姉さんの食卓』はキツい。あくまで、私の感覚だが、阿部共実先生の力作を読んで、その毒に耐えつつ、感想を書ける人間なら受け止められるだろう、多分 それなりの量の「食べる」系の漫画を読んできているから、食事は幸せをもたらしてくれる、と信じちゃいるが、この『お姉さんの食卓』のヒロイン・静は食べても、それを美味しいとは感じられず、胃も心も満たされないため、幸せになる事が叶わない。食べても、食べられても、幸せを味わえない境遇、想像しただけで寒気が背中に走る 愛し方に正しいモノはないにしろ、少なくとも、彼女は人の愛し方、愛してもらう手段が暴走しすぎたモノだったんだろうな 静の印象は、裏表紙のあらすじに書かれている“妖艶”よりも、帯に書かれている“嫋やか”の方が確実に似合う。“嫋やか”、日常会話の中ではまず、使わない。しなやかなさま、あらあらしくないさま、そんな意味らしいが、まず、答えられる人間の方が少ないのでは 女編に弱い、と書いて生まれた感じではあるが、弱々しく見える女性ほど、内面には恐ろしい物を秘めているものであり、それ故に、静を正しく表現するに相応しい、美しい日本語だろう ただ、そんな静に翻弄された孝太郎くんの将来が不安ではある こんな恐ろしい目に遭ったから、とかではなく、彼は知ってしまったのだから、美味しいモノを。恋愛観やら食への意識が歪んだままで成長してしまわないか、つい憂いてしまうが、こればかりは彼が自分で下した決断が生む結果だ、他人が心配したところで、何の意味もなさないし、救いにすらなるまい 読み切りの『どろあそび』もまた、青少年の心が純粋な時期だからこその穢れた独占欲を、これでもかってくらいに色濃く描いていて、浅岡先生の趣味全開 フェティシュな漫画を描かせたら右に出る者はしばらく出ないだろう浅岡先生、次はどんなマニアックで、読み手が吐き気を覚えるほど、イイ漫画を生み出してくれるのか、楽しみでしょうがない私はやっぱり、異常なんだろうか? どの話も心を掴まれたが、やはり、第7話の衝撃が最も強く、激しく、切なかった この台詞を引用に選んだのは、この『お姉さんの食卓』と言う危険な漫画の魅力を、ハッキリと表現しているからだ
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一冊目の短編集よりも、ホラーになった感じです。 愛しているから、その「変わった愛情表現」を受け入れて、自らも行うことで相思相愛になる、というのが多分、浅岡さんのテーマではないでしょうか。 静にとっては、食べられることが日常的?な行為なので、あまりエロスを感じさせないのがいいと思う...
一冊目の短編集よりも、ホラーになった感じです。 愛しているから、その「変わった愛情表現」を受け入れて、自らも行うことで相思相愛になる、というのが多分、浅岡さんのテーマではないでしょうか。 静にとっては、食べられることが日常的?な行為なので、あまりエロスを感じさせないのがいいと思うんです!(食事するたび、あえぐ人はいないです…よね…?) 次回作にも期待しちゃう漫画家さんです!
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