歯みがきしているのにむし歯になるのはナゼ？

NPO法人最先端のむし歯・歯周病予防を要求する会(著者), 西真紀子

• 販売会社／発売会社: 鍬谷書店
• 発売年月日: 2014/11/01
• JAN: 9784925102346

商品レビュー

2021/11/15

歯磨きしているのにむし歯になる理由がわかりやすい！子供の頃に知りたかった・・・。小学生でもわかりやすいストーリー仕立てです。（2021/11/15チョコベリー）

2020/08/04

歯磨きをしているのに、虫歯になってしまう仕組みがよくわかった。

印象に残ったのは、つば、虫歯菌、食べ物、3つの他にもいろんなことが全部揃って初めて、少しずつ歯が溶け始める。こういう条件が揃わないと、本当は虫歯にはなかなかならない。

虫歯菌が、口の中に残っているお砂糖やデンプンを食べて酸を出す。酸の影響で歯の成分が外に溶け出すことを脱灰（だっかい）という。

ツバには、脱灰しやすい状態になったら口を元に戻す力がある。人によって差があるけれど、この力が強い人は30分、弱い人は2時間位で元のお口の状態に戻っていく。これを再石灰化という。

1日中、何かを飲んだり食べたりし続けていたら、つばが働く暇がない。次々と酸がお口に作られていたら、歯がずっと溶け続けてしまう。飲んだり食べたりする回数が多いという事は、脱灰ばかり起こっているということ。虫歯菌の餌になるものを、あげ続けるのはとても危険。

寝る前におやつを食べることも良くない。

スルメやチーズがオススメ。

フッ素入りの歯磨き粉で磨いたらうがいは軽めに。

虫歯菌が住み心地の良い場所が虫歯が特にできやすい場所。1本の歯ブラシだけでなく、磨く場所に合わせて道具を使い分けるのがオススメ。