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語源に隠れた世界の歴史 世界史の重要知識もわかる! 知的生きかた文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 三笠書房 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784837983118 |
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語源に隠れた世界の歴史
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商品レビュー
2.5
3件のお客様レビュー
バーボン、ターキー、ナイロン、ダッチロール、ボウリング、フランチャイズ、チューリップ…といった単語の由来を、いくつかの説とともに紹介した本。簡単に世界史を復習するコーナーもある。 語学好きの飛びつきそうなネタ、あるいは英語の長文問題のネタになってそうな話でもあり、半分は義務感...
バーボン、ターキー、ナイロン、ダッチロール、ボウリング、フランチャイズ、チューリップ…といった単語の由来を、いくつかの説とともに紹介した本。簡単に世界史を復習するコーナーもある。 語学好きの飛びつきそうなネタ、あるいは英語の長文問題のネタになってそうな話でもあり、半分は義務感に駆られて読んでみた。ただ残念ながら、話に深みがないというか、本当につまらない英語長文を読んでるような、事実を列挙しただけの記述で、なかなか興味深く読み進めるのは、意外と難しい印象を持った。「世界史の重要知識もわかる!」と表紙には書いてあって、「重要ポイント」というコーナーはあるが、結局は語句解説で、その語句解説も人名地名の固有名詞のオンパレードで、イマイチ分かるという感じにはならない。 それでも個人的に面白かった項目は、まず月の名前。中1英語(と言っても今となっては小学校英語?)の定番ネタで、octopusは足8本なのになんで10月なのか、とか説明してみたり?するけれど、今まで読んだ説明の中では割と分かりやすい説明がpp.24-5にあったのが良かった。あとは「クロワッサン」。語源よりも、「本場フランスのクロワッサンには、菱形と三日月形の2種類があり、前者はバター、後者はマーガリンを使っている。フランスでは菱形のほうが一般的で、日本でよく見かける三日月形のものは、スーパーマーケットなどで売られている安価なものが多い。」(p.29)っていうのは知らなかった。そのフランスの話に関連して、フランスのレストランで「タルタル」というものを食べたけど、「生の挽き肉を食べるというのはいかにも野蛮なイメージがするから、蛮族風ステーキという意味で、当時のヨーロッパ人にとって蛮族の代名詞であった『タタール(→タルタル)』と呼んだというのだ。」(p.61)という由来があるらしい。あとは世界史の話題で、米西戦争って「主な戦場はフィリピン」(p.85)で、その戦争のためにグアムやフィリピンがアメリカの領土になった、というのも知らなかった。アメリカ史は昔少しは勉強したはずなのに、全く忘れている。語源の話に戻ると、このご時世ですっかり欠かせなくなった「マスク」の語源を遡ると、ラテン語の「幽霊・亡霊、悪夢」(p.97)に行きつくらしい。「仮面(mask)というのは、そうしたものから逃れるための行為・ものであることがよくわかる。」(同)だって。最後に、アルゼンチンは、「ラテン語で『銀』を意味するArgentumに、地名であることを表現する接尾辞-inaを添えたもの」(p.128)ということで、だからAgが銀なんだ、と思った。 と、部分的には面白かったが、思ったほどではなかったというのが正直な感想。語源のうんちく話を単発的に聞かされるというのは意外に面白くなく、その事実を知ってもそれを自分で深められないと、ふーんで終わってしまいやすい話題だということが分かった。(22/01/17)
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いろいろな言葉の語源について世界の歴史と絡めながら解説してある本です。ひとつひとつが簡潔に書いてあるのでさらっと読めます。とはいえ、高校時代に世界史を選択していなかったので基礎知識が足りず、よく理解できないところがあったのが残念です(←言い訳)。 この本の中で一番驚いたのは、今ま...
いろいろな言葉の語源について世界の歴史と絡めながら解説してある本です。ひとつひとつが簡潔に書いてあるのでさらっと読めます。とはいえ、高校時代に世界史を選択していなかったので基礎知識が足りず、よく理解できないところがあったのが残念です(←言い訳)。 この本の中で一番驚いたのは、今まで「カンガルー」の語源とされていたエピソードが真っ赤な嘘だったということです。そもそもデマだったのか、あとから解釈が変わったのかわかりませんが、ただ信じこんでいると危ないなと思いました。
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身近な言葉の背景を世界史の中で解説。雑学的知識と世界史の二兎を追う狙いは良いがどちらもつかずの感あり。
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