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自衛隊史論 政・官・軍・民の60年
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2014/12/17 |
JAN | 9784642038416 |
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
警察予備隊設置から、防衛省・自衛隊創設60周年に至る政策転換の流れを、防衛庁と自衛隊のみならず、取り巻く政治環境をも含めて述べている。しかし、自衛隊を設置『させられた』のが気に入らないので絶対に『使わせない』って縛りが無くなったかと思えば今度は、規模を縮小し、予算を削減されながら...
警察予備隊設置から、防衛省・自衛隊創設60周年に至る政策転換の流れを、防衛庁と自衛隊のみならず、取り巻く政治環境をも含めて述べている。しかし、自衛隊を設置『させられた』のが気に入らないので絶対に『使わせない』って縛りが無くなったかと思えば今度は、規模を縮小し、予算を削減されながらも任務が増えるという自衛隊の地獄ロードが終わる日は来るのだろうか? 終章の事実誤認と蛇足感が無ければ文字通り最高だったのだが
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このところ、集団的安全保障や自衛隊活動根拠の恒久法問題など、防衛や安全保障に関するニュースが多くなりましたが、その活動の中心である自衛隊についての知識が自分には非常に乏しいなと思ったので、Webで書評を見つけたこの本を読んでみることにしました。 出版が今年(2015年1月)と新し...
このところ、集団的安全保障や自衛隊活動根拠の恒久法問題など、防衛や安全保障に関するニュースが多くなりましたが、その活動の中心である自衛隊についての知識が自分には非常に乏しいなと思ったので、Webで書評を見つけたこの本を読んでみることにしました。 出版が今年(2015年1月)と新しく、最新の状況までカバーしてくれているのと、警察予備隊からの自衛隊の変遷や自衛隊を巡る様々な議論について広く取り上げてくれていて、非常に勉強になりました。 尖閣列島を始めとする南西諸島への中国の脅威への対処や災害対応、国際協力など、自衛隊の任務は非常に広がっているのに、国の財政難で予算や人員の充実は見込めないという極めて悩ましい状況であることが、改めてよくわかりました。 単に「戦争は嫌いだから安全保障の問題を考えるのはいやだ」と言っていられる状況でないことは明らかですし、真に平和を守るためには、日本として何をすべきで何をしてはならないのかを、真剣に考えなければならないということが痛感させられます。
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