ヨガライフ 体と心が目覚める生き方

ケン・ハラクマ(著者)

• 販売会社／発売会社: 春秋社
• 発売年月日: 2014/12/01
• JAN: 9784393365342

商品レビュー

2023/04/30

ヨガを深めるべく読書。

メモ
・ヨガは単なるスポーツではない。体が硬いという状況を味わうことが、ありのままを受け入れる鍵にななる。こういう経験がヨガマットから離れた時間にもさまじな形で生きてくるもの。
・足腰や筋肉が鍛えられると、精神的にも忍耐力が増す。呼吸やエネルギー循環によって自然の力を外部から得る効果も。
・自然界に目をやると均一な状態で固定したものは存在しない。欠けているもの、ぶれているもの、でこぼこなもの、整合性のないものをいかに調和させてバランスを取るかが宇宙の法則に適ったあり方
・私たちが腹を立てたり、悲しむのはたいてい自分には何かが欠けていると思う時。ないことが基準に。実はすでに持っているという前提に立ってみたら。
・あるもの探しに意識を向けると驚くほど人生が輝く。目の前の一つ一つをちゃんと味わう。向き合う。
・ヨガは幸せに生きるためにやっているもの。

メモ
・ヨーガスートラの八支則
　1ヤマ　行ってはいけないこと
　　　　　暴力、嘘、盗み、欲求に溺れる、物欲
　2ニヤマ　行うべきこと　
　　　　　清潔、必要以上に望まない、ベストを尽くす、精神の向上を目指す、献身的な気持ちを持つ
　3アサナ坐法　
　　　　　様々なポーズを通して意識を内側に向ける。体を動かし心身を浄化し活力を得て健康管理を
　4プラナヤマ　調気
　　　　　呼吸を意識的にコントロール。生命エネルギーを取り入れ全身へ
　5プラティヤハラ　制感
　　　　　心を集中。五感の感覚を冷静に受け止める
　6 ダーラナ　疑念
　　　　　心を一点に留める。体の一部に意識を集中させる
　7 ディヤーナ　静慮
　　　　　対象と同化する。あらゆる現象を観察し続ける
　8 サマディ　三昧
　　　　　深い瞑想状態により悟りの境地へ。自分自身が世界と一体となった状態。融合感。

・うまくいかない時間を味わうことがヨガ
・過去は今を生きる糧
・ハタはハとタ　。相反するもので世界はできている
・脳内腹話術のすすめ。脳にいろんな性格を共存させる
・カルマの法則　辛い気持ちは過去の自分と結びつき、未来を切り拓く試練になるという考え方
・運動すると呼吸によってリフレッシュなエネルギーを取り入れることができる。心身のストレスを取り除き、衝撃を受け止める底力、弾力性が備わるように

・瞑想が向こうからやってくる。ただ味わう。観察する

2021/02/27

字が大きく読みやすかった
ヨガはエクササイズだけでなく、
日常の一つ一つの行動に活かせること
そしてその先に得られるものがあること
本書にはそれが記載されています