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疫病神 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784041024935 |
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疫病神
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商品レビュー
3.6
22件のお客様レビュー
感想 このシリーズを読むのは二作目だが、大金に目が眩んで頑張るけど、全然儲けないパターンだな。 途中から骨折り損感がすごい。ゼネコンとヤクザの関係も複雑すぎ! あらすじ 建設コンサルタントの二宮は、建設会社などのトラブルをさばくことを生業にしている。 大阪の天瀬地区に最終...
感想 このシリーズを読むのは二作目だが、大金に目が眩んで頑張るけど、全然儲けないパターンだな。 途中から骨折り損感がすごい。ゼネコンとヤクザの関係も複雑すぎ! あらすじ 建設コンサルタントの二宮は、建設会社などのトラブルをさばくことを生業にしている。 大阪の天瀬地区に最終産廃処理場の建設を計画している小畠が、同水利組合長の橋本を説得出来ないかと相談を持ちかけられる。 そのうち二蝶会の桑原が金の匂いを嗅ぎつけて、二宮と一緒に行動する。水利組合長の橋本を脅して、同意書を取り、どの同意書を巡って、陵南組と白耀会と三つ巴の戦いになる。 契約書類と同意書を巡り、桑原と二宮は駆けずり回る。
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「疫病神」 黒川博行さんの「破門」が面白かったので読んでみました 「破門」は「疫病神シリーズ」と言われるものの5作目? シリーズモノの先に読むのもどうかと思ったけど「疫病神」を読了したかぎりでは 特に拘らなくても問題なかったですね 物語の主役は二人 ○二宮啓介(にのみや けい...
「疫病神」 黒川博行さんの「破門」が面白かったので読んでみました 「破門」は「疫病神シリーズ」と言われるものの5作目? シリーズモノの先に読むのもどうかと思ったけど「疫病神」を読了したかぎりでは 特に拘らなくても問題なかったですね 物語の主役は二人 ○二宮啓介(にのみや けいすけ) 二宮企画の建設コンサルタント、常に金に困っている 本人は堅気と言ってるが付き合ってるのは組関係(父親が元二蝶会) 喧嘩はしたくないし弱い 親不孝者 桑原のことが嫌い、常に離れようとしている、心のなかで毒を吐いている ○桑原保彦(くわはら やすひこ) 大阪の二蝶会幹部 イケイケのヤクザ 二宮がカネになると思いまとわりつく 「疫病神」をざっくり説明すると 巨大産廃処理場をめぐりゼネコン、議員、ヤクザが カネを巡ってシッチャカメッチャカ(;´Д`)する話です (登場人物は9割男です、しかもクセのある男しか出てきません) このシッチャカメッチャカの中で二宮と桑原があっちへ走っては口三寸で交渉し こっちへ走ってはボコボコにして情報を手に入れたり こっちへ走っては吊るされてせっかく似て入れたカネ線を奪われたり 更に走っては、3階の建物から海にダイブしたりとカネのために大立ち回りの連続 ユキちゃん(登場人物)いわく「啓ちゃんて、ほんまにダイ・ハードやね」 結論・・・「疫病神」は、「ダイ・ハード」です!! (;゚∀゚)=3ハァハァ どんな人におすすめ? ○二宮と桑原の関西弁のやりとりがテンポよく展開 (イケイケヤクザと妙な堅気の息の合わない、でも一方的にはならないやりとり) ○ヤクザが出てきますがハードボイルドな感じは全くありません(~_~;) みんなカネ目当てに真面目?にコワイことします 暴力描写が苦手な方は向いていません(素手やナイフ、ロープ、拳銃etcで無茶苦茶なことします) ○展開が早い いろんな場所に移動しては脅し、脅され、殴り、吊るされと まぁ忙しいです、睡眠時間削ってカネのため命のため走り回りるので飽きません この作品の魅力 産業廃棄物処理施設の利権を巡る、政治、ヤクザ、業界団体のイザコザを 二宮と桑原の凸凹コンビをとおして描き切る 堅気とヤクザとで全く反りが合わないかと思いきや、妙なところで協力しあい助け合う 登場人物は悪いやつばかりだが、この二人はどこか憎めない面もうまく出している 会話の妙と、展開の速さ、利権の行方とページを捲る手が止まらというか どこで止めるかで迷ってしまうほど、終始緊迫した展開が楽しめると思います 「破門」(5作目)でアルファロメオに乗っていたけど 「疫病神」ではコロナ乗り・・・ 啓ちゃんがいつアルファロメオに乗り換えたのかも気になるので 「疫病神シリーズ」の2作目「国境」を近々読んでみようと思う
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成功報酬500万で産廃建設の必要書類を揃えることを引き受けた建設コンサルタント二宮 その後の一週間のうちに、ボコボコにされ、逃走、拉致され舞洲の黒い海に飛び込み逃走 敵地に乗り込み桑原の救出、また逃走 腹黒い人しか出てこないが、誰も死んではいない 何とか成功報酬を得ることができ...
成功報酬500万で産廃建設の必要書類を揃えることを引き受けた建設コンサルタント二宮 その後の一週間のうちに、ボコボコにされ、逃走、拉致され舞洲の黒い海に飛び込み逃走 敵地に乗り込み桑原の救出、また逃走 腹黒い人しか出てこないが、誰も死んではいない 何とか成功報酬を得ることができたので、そのあたりは痛快 隙間時間に読んでいたため、誰がどの組織か、どうつながっているのか混乱し、戻って読み直し また富南市(架空)がどの辺かグーグルマップで想像しながら読んだので、より楽しめた 此花大橋を車で通ることがあれば、この小説を思い出すだろう 大阪って怖いなと思われなきゃいいけど
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