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月夜の島渡り 角川ホラー文庫
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月夜の島渡り 角川ホラー文庫

恒川光太郎(著者)

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月夜の島渡り 角川ホラー文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/12/01
JAN 9784041024720

月夜の島渡り

¥440

商品レビュー

3.7

47件のお客様レビュー

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2024/09/28

相変わらず独特の雰囲気と距離感で、なんとも言えない、ざわざわとした怖さを感じさせる。 沖縄という、より異界と近い土地を効果的に使用している。「月夜の夢の、帰り道」「私はフーイー」以外は、魔に飲み込まれていく話。唯一「月夜の夢の、帰り道」だけは魔を跳ね返す力強さがあって、特に好きだ...

相変わらず独特の雰囲気と距離感で、なんとも言えない、ざわざわとした怖さを感じさせる。 沖縄という、より異界と近い土地を効果的に使用している。「月夜の夢の、帰り道」「私はフーイー」以外は、魔に飲み込まれていく話。唯一「月夜の夢の、帰り道」だけは魔を跳ね返す力強さがあって、特に好きだった。 こんな稀有な作家、恒川光太郎にはもっと作品を出してもらいたい。

Posted by ブクログ

2024/07/30

舞台は沖縄。もしかしたら自分にも起こりうるかもしれないと感じる、現実味のある異世界感。それが絶妙に怖い。どれも大好きだけど特に最後の2作が秀逸です。

Posted by ブクログ

2024/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

全てのお話が、胡弓の調べで紡がれるでーじ上等の「弥勒節」みたいでとてもよかった。 恒川さんの物語は昔話みたいだし、異界がすぐ隣にある世界だけれど、この作品集は舞台が沖縄というのもあり、更に異界とこちらが共存しているなと感じました。それが住む人たちにとってあたり前なのも。 そして、沖縄を描くには沖縄戦を描かないわけにはいかない、というところも誠実です。沖縄が経てきた悲しみから沖縄戦を外すことはできません。 「月夜の夢の、帰り道」「私はフーイー」がよかった。やり直すきっかけだったり、道を切り開いたり。 「ニョラ穴」「夜のパーラー」は真逆で、それも怖かったです。

Posted by ブクログ

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