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月夜の島渡り 角川ホラー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784041024720 |
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月夜の島渡り
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商品レビュー
3.7
47件のお客様レビュー
相変わらず独特の雰囲気と距離感で、なんとも言えない、ざわざわとした怖さを感じさせる。 沖縄という、より異界と近い土地を効果的に使用している。「月夜の夢の、帰り道」「私はフーイー」以外は、魔に飲み込まれていく話。唯一「月夜の夢の、帰り道」だけは魔を跳ね返す力強さがあって、特に好きだ...
相変わらず独特の雰囲気と距離感で、なんとも言えない、ざわざわとした怖さを感じさせる。 沖縄という、より異界と近い土地を効果的に使用している。「月夜の夢の、帰り道」「私はフーイー」以外は、魔に飲み込まれていく話。唯一「月夜の夢の、帰り道」だけは魔を跳ね返す力強さがあって、特に好きだった。 こんな稀有な作家、恒川光太郎にはもっと作品を出してもらいたい。
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舞台は沖縄。もしかしたら自分にも起こりうるかもしれないと感じる、現実味のある異世界感。それが絶妙に怖い。どれも大好きだけど特に最後の2作が秀逸です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
全てのお話が、胡弓の調べで紡がれるでーじ上等の「弥勒節」みたいでとてもよかった。 恒川さんの物語は昔話みたいだし、異界がすぐ隣にある世界だけれど、この作品集は舞台が沖縄というのもあり、更に異界とこちらが共存しているなと感じました。それが住む人たちにとってあたり前なのも。 そして、沖縄を描くには沖縄戦を描かないわけにはいかない、というところも誠実です。沖縄が経てきた悲しみから沖縄戦を外すことはできません。 「月夜の夢の、帰り道」「私はフーイー」がよかった。やり直すきっかけだったり、道を切り開いたり。 「ニョラ穴」「夜のパーラー」は真逆で、それも怖かったです。
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