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10年たっても色褪せない旅の書き方 PHP新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784569821658 |
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10年たっても色褪せない旅の書き方
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10年たっても色褪せない旅の書き方
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
旅の書き方というより、旅の方法に近い印象です。 ・観光客でなく、旅行家のつもりで旅に出ること。 ・何を書くか狙いをつけて旅行すること。 ・出来れば「読む旅」を行って向かうこと。 「見る人」から「観察する人」になる考え方やアプローチ方法がまとめられてます。 文章を書くための技術...
旅の書き方というより、旅の方法に近い印象です。 ・観光客でなく、旅行家のつもりで旅に出ること。 ・何を書くか狙いをつけて旅行すること。 ・出来れば「読む旅」を行って向かうこと。 「見る人」から「観察する人」になる考え方やアプローチ方法がまとめられてます。 文章を書くための技術や基本が載っており、本としては十分楽しめました。 しかし、そもそも書くために"旅"をするのであれば、"旅"の根底が変わってしまうじゃないかという印象を受けました。
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旅するわたしたちに求められるのは、だれもが、見たり、聞いたりしている、ごく日常的な「当たり前」に、何かを感じる心の動きです。
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旅には「観光客」と「旅行家」なるヒエラルキーがあるらしい。みんな旅行家を気取るが、その実、たいてい観光客となる。どうやったら旅行家になれるのか。 そうだ、文章を書こう。 ということで、観察をして文章を書くことで、団体観光旅行であっても精神の自由を獲得できる、と大上段の...
旅には「観光客」と「旅行家」なるヒエラルキーがあるらしい。みんな旅行家を気取るが、その実、たいてい観光客となる。どうやったら旅行家になれるのか。 そうだ、文章を書こう。 ということで、観察をして文章を書くことで、団体観光旅行であっても精神の自由を獲得できる、と大上段のまえがき。すごいヒントをもらった気がする。 本文は大変具体的な文章の書き方で、具体的なことがあまり好きでない僕にはちょっと押し付けがましく感じることもある。だが、例えば尾崎放哉の「墓のうらに廻る」をヒントに話を展開したりという魅力はある。墓のうらに廻るような旅。それをどう記録するか。いいではないか。 そして、紹介される旅に出られない人の旅の話。つまりは妄想。得意分野だぜ。 僕の旅はほとんどビジネスで、ある意味精神の自由は少ないように思っていたが、妄想と組み合わせれば無敵な気がしてきた。本日は祇園の旅館に泊まっている(これは本当)。祇園という名は祇園社に由来しているが、当の祇園社は神仏習合時に八坂神社と改名された(これは本当、とされているが本当か知らない)。舞妓さんがすぐ脇を歩いている(これも本当、ここから妄想すっかな…)。 すみません、実は真面目な本なんですよ。
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