![あなたの明かりが消えること](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001726/0017267629LL.jpg)
- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
- 1221-04-03
あなたの明かりが消えること
![あなたの明かりが消えること](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001726/0017267629LL.jpg)
定価 ¥1,210
110円 定価より1,100円(90%)おトク
獲得ポイント1P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
![](/library/dummy/img-pickUp01.jpg)
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
2/22(土)~2/27(木)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784093864008 |
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-680-160.png)
![](/library/dummy/img-pickUp01.jpg)
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
2/22(土)~2/27(木)
- 書籍
- 書籍
あなたの明かりが消えること
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
あなたの明かりが消えること
¥110
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
現代版・太宰治みたいな男だなと思った。 惹かれてしまう訳もわかった気がする。 実際に夜桜を見て、そんなことを言うような人と出逢ったら私は自分と通ずるものを期待してしまうんだろうな...... 日常に溶け込めずに心に重たいものを持ちながら生を妥協しているような仲間がいてくれるだけで、小さな光になると思う。 『あの松はつよすぎる。ひとりで居ることに、当然すぎる』 『手に入れないことでしか、守れないものもある』 ❁*.゚『あのね、僕は思うんだ。僕らはね、また会える喜びを信じて生きてる。たとえどれだけ離れていたって、また会えることを信じているから、離れていられるんだ。また会えるから憎めるし、嫌えるし、許さなくてもかまわないんだ。でも、もうあえない人を心から憎むことなんてできない。』 ❁*.゚『寂しさが、人を賢くするの。 あなたは謙虚だし、楽しい話で笑えるし、人のつらい気持ちもわかってあげられる賢い人だと思うの。でも賢い人っていうのはね、人に甘えるのが迷惑だと思っているのよ。甘えられた人が喜ぶだなんて、想像もできないの。賢い人ってね、まるでバカみたいに生きていくのが下手なの。だからあんまり賢くなりすぎちゃだめよ。 ...なぜだか分からない。ただ不意に胸にこみ上げてくるものを感じた。心の芯を揺さぶられるように、息が詰まった。お前も寂しかっただろう、という高校時代の友人の言葉が甦る。あのとき、僕は気がつかなかった。彼は正しかったのだ。僕は、ずっと、寂しかった。そのことに気づけなかったくらい、寂しさが、ひとりきりでいる自分が、当たり前だったのだ。そのまま息を止めてしまえば、泣き出してしまいそうだった。』 『あの日まで、私はそう思っていた。 あの日まで、私は、知らなかった。 私が世界と呼ぶ景色は、そこに佳世がいる景色だということを。』 『私は、あなたと一緒に死にたい。だから、私のことを、忘れないで。私はあなたのなかで、生きていくの。あなたが見る景色を、あなたが描く景色を、あなたの目を通して、一緒に見るの。わがままが許されるなら、私が死んだ後も、あなたと一緒に生きていたい。そして、あなたが死ぬときに、一緒に死ぬの。...ほんとうは、すごく、怖いわ。』
Posted by
いろんなかたちの家族があるけれど、寂しさを感じて生きてきた者は、人の気持ちがよくわかるし、その寂しさが、人を賢くするし、家族への愛は絶大なんだろうと感じた。 文中の「たとえどれだけ離れていたって、また会えることを信じてるから、離れていられるんだ。また会えるから憎めるし、嫌えるし...
いろんなかたちの家族があるけれど、寂しさを感じて生きてきた者は、人の気持ちがよくわかるし、その寂しさが、人を賢くするし、家族への愛は絶大なんだろうと感じた。 文中の「たとえどれだけ離れていたって、また会えることを信じてるから、離れていられるんだ。また会えるから憎めるし、嫌えるし、許さなくてもかまわないんだ。でも、もう会えない人を心から憎むことなんでできない」 いままでも、これから先も、うんざりするほど、家族なのだ。 許せなくても嫌いであっても、私たちはお互いに誰かと代わることはできない。 このことばが、家族であるからこそ思う気持ちなんだと…。 複雑な想いがあったとしても、やはり家族なんだからと…。 来栖佳世さんが、家族を結びつけていた最高の女性だったと改めて思った。 みんなの中で彼女は、生き続けているのだろう。
Posted by
人に甘えるのが迷惑だと思ってる、 寂しい賢い人たち。 バカみたいに生きていくのが下手なのに、 ある人と出会って救われる。 「凛々しく、美しく、ひとりであることに当然すぎるつよさを持ってる。でも、佳世さんはそれだけじゃない。他の人を懐に抱え込める豊かな温かみまで兼ね添えていた。...
人に甘えるのが迷惑だと思ってる、 寂しい賢い人たち。 バカみたいに生きていくのが下手なのに、 ある人と出会って救われる。 「凛々しく、美しく、ひとりであることに当然すぎるつよさを持ってる。でも、佳世さんはそれだけじゃない。他の人を懐に抱え込める豊かな温かみまで兼ね添えていた。」 私たちは、お互いひとりでいるけれど、 夫婦であり、家族であり、友だった。
Posted by