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被災犬「じゃがいも」の挑戦
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被災犬「じゃがいも」の挑戦

山口常夫(著者)

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被災犬「じゃがいも」の挑戦

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩崎書店
発売年月日 2014/12/01
JAN 9784265083060

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2015/07/22

福島第一原発事故後、ずいぶんたくさんの原発関連書籍を読んだ。 ただそのペースはかなり減ってきている。そういうテーマの本の出版が減っていることもあるだろうが、僕自身の関心も薄れているかもしれない。 飯舘村で震災後まもなく生まれた犬は、全村避難で行き場がなくなってしまう。そう...

福島第一原発事故後、ずいぶんたくさんの原発関連書籍を読んだ。 ただそのペースはかなり減ってきている。そういうテーマの本の出版が減っていることもあるだろうが、僕自身の関心も薄れているかもしれない。 飯舘村で震災後まもなく生まれた犬は、全村避難で行き場がなくなってしまう。そうした犬を預かり、何匹かは里親を見つけ、でもそのうち一頭は災害救助犬を目指してみよう、という話。 ふりがなも多く文字も大きめで、子どもたちに読んで欲しい本、として作られたのだろう。 事故後の避難によって家族と犬が引き離されている、という事実。この「じゃがいも」が身を寄せる岐阜のNPOには他にも被災犬がいて、時折里帰りをしているのだという。ペットを飼わない人にはわからないかもしれないが、家族にとってはかけがえの無いもので、いわれもなく引き裂かれてしまうということは、あまりにもわかりやすい日常の崩壊だ。 日常が崩壊しただけでは、もうメディア(と、その向こうの人々)も喜んだり悲しんだりくれないわけで、この「じゃがいも」が災害救助犬を目指す、というドラマのようなものがないと、僕がそうであったように、もう遠い出来事のように感じてしまう。 そういうわけで、まさにこの本の思惑通り、「じゃがいも」と名付けられた犬を通じて考える。 けれど本当に大切なのはドラマよりも、日常そのものだ。マッチョでガツガツした人たちにはわからないかもしれないが… 比較的近くにある中部電力浜岡原発も、再稼働に向けてかなりガツガツしてきた。一生懸命やってる、安全に気を配ってるというアピールは多いが、「事故が起きたら我が家の猫はどうすればいいのか」という疑問はまったく払拭できない。まあ、そういう自分のことは置いとくとしても、こういう活動がないと、いわゆる「風化」をするのだなあ、としんみりしてしまった。

Posted by ブクログ

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