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中尉
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古処誠二(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/11/29
JAN 9784041023464

中尉

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商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2023/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 元航空自衛官とのこと、1970年生まれ、古処誠二さん、初読みです。「中尉」、2014.11発行。ビルマ戦線での話でしょうか。239頁の作品。37頁でリタイア、失礼しました。

Posted by ブクログ

2022/09/05

古処さんの戦記物はいつも余韻を残す。ドンバチな戦闘シーンはないのに、戦争というものの一面を鮮やかに描き出す。投げ込まれた状況の中での心情の機微を、まるでそこにいたかのような正確さで描写する。ビルマの地でのペスト対策班として、とある村に駐留することになった兵士と軍医の物語を通し、彼...

古処さんの戦記物はいつも余韻を残す。ドンバチな戦闘シーンはないのに、戦争というものの一面を鮮やかに描き出す。投げ込まれた状況の中での心情の機微を、まるでそこにいたかのような正確さで描写する。ビルマの地でのペスト対策班として、とある村に駐留することになった兵士と軍医の物語を通し、彼らを含む日本兵にとってビルマとはいったい何であったのかが問いかけられる。 「心はビルマの河にあり」「心はビルマの土にあり」「心はビルマの友にあり」余計な歌を作ったものだ。戦地であるのに、ビルマは特別だったのだろうか。 「義務。心痛を排除する力がそこにはあるのだとわたしは知った。」この一文が衝撃的だった。 地味な物語だけれど、この余韻は古処小説の大きな魅力だ。

Posted by ブクログ

2021/11/23

購入済み。 2022.04.15.読了 星3.8くらい。 終戦間近のビルマ/メダメンタ部落 軍医/伊与田中尉がダコイ(武装窃盗団)に拉致された。 軍医の護衛を務めるべく配置されていた尾能軍曹の言葉で語られる。 伊与田のもとで働く衛生兵長。 伊与田を襲ったマラリヤ=シニ温度=42...

購入済み。 2022.04.15.読了 星3.8くらい。 終戦間近のビルマ/メダメンタ部落 軍医/伊与田中尉がダコイ(武装窃盗団)に拉致された。 軍医の護衛を務めるべく配置されていた尾能軍曹の言葉で語られる。 伊与田のもとで働く衛生兵長。 伊与田を襲ったマラリヤ=シニ温度=42℃ メダメンタの民、若者コサンツー 終戦 英印軍、俘虜、反英ゲリラ、ダコイ、収容所、 内地帰国。 終戦間近、そして戦後のビルマを描いている作品ははじめて、大好きな作家さん古処誠二。あいかわらずその先が知りたくてあっという間に読了。 1センチ厚くらいの文庫です。

Posted by ブクログ

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