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シャーロック・ホームズの蒐集

北原尚彦(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2014/11/01
JAN 9784488027407

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商品レビュー

4.1

11件のお客様レビュー

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2017/05/14

北原先生のホームズパスティーシュといえば、【ジョン、全裸連盟へ行く】のみ既読なんですが、【ジョン〜】の方がBBC版のパロディだったのに対して、今作は満を持しての聖典パロディ!です!!(嬉 既読作品が想像以上に面白かったので、今作のハードルもかなり高かったはずなんですが、なんのな...

北原先生のホームズパスティーシュといえば、【ジョン、全裸連盟へ行く】のみ既読なんですが、【ジョン〜】の方がBBC版のパロディだったのに対して、今作は満を持しての聖典パロディ!です!!(嬉 既読作品が想像以上に面白かったので、今作のハードルもかなり高かったはずなんですが、なんのなんの!(古)楽々超えてきてくれましたわ〜o(^o^)o嬉 なぜ、優良百貨店の荷馬車は時々遅れるのか? 黄色いスカーフにまつわる因縁の謎とは? 人狼の血を引くと言われる男は、理性を失い、家畜を噛み殺してしまったのか? 詮索好きな老婦人があぶりだした恐るべき犯罪とは? 大富豪の名を騙って次々と令嬢たちに送られるラブレターの謎とは? 語られざる事件ものとか………………… 最高です(号泣)。 地の文のワトソンの文章表現とか、ホームズの持って回った言い回しとか、依頼者とのやり取りの空気感とか、もったいぶった推理披露とか、もう聖典に限りなく近いっていうか最早聖典でいいんじゃないでしょうか?( ホロヴィッツの絹の家が聖典に列せられるなら、今作だって検討されてもいいくらいのレベルじゃないかな〜。 絹の家はね〜ラストがほんと救いがなかったからね〜。 本作はちょっぴりビターな締め方の作品もあるにはあったんですが、全体を通して「シャーロック・ホームズ」がしっかり冒険してる感じがすごくワクワクさせられたんですよね〜。ああ、北原先生、ほんっとにホームズ好きなんだな〜って嬉しくなったんですよね〜(泣)。 というわけで、シャーロキアンには自信を持ってお勧めします。って言うか、私レベルにお勧めされるまでもなく手に取られる作品だろうな、うん(笑)。

Posted by ブクログ

2015/11/14

北原さんのホームズパスティーシュ6篇。正典にある「語られざる事件」をテーマにしてあるが、文体といい、普通に翻訳版を読んでるみたいに楽しめた。これの執筆時に「SHERLOCK」のオマージュ版も書いてたそうで切り替え大変だったろうなあ^^;

Posted by ブクログ

2015/02/26

星の数程あるホームズ関連本。昨今ではドラマの影響もあってさながら大宇宙の一つの銀河(他にも銀河はたくさんある)の深淵を見るようですが、パスティーシュもまた星の数程。 本家が好きであれば、パロディやパスティーシュは確かに気にはなるけれど、なまじ本家と同じ「文字でストーリーを作り上げ...

星の数程あるホームズ関連本。昨今ではドラマの影響もあってさながら大宇宙の一つの銀河(他にも銀河はたくさんある)の深淵を見るようですが、パスティーシュもまた星の数程。 本家が好きであれば、パロディやパスティーシュは確かに気にはなるけれど、なまじ本家と同じ「文字でストーリーを作り上げる」ものであるため、玉石混合の幅も広く、その中でも好みのものに当たるのはなかなか至難の業。 とはいえまず装画が鈴木さんのホームズという時点で買いなのですが、北原さんならまず間違いはない。 パスティーシュは本家を読むのと同じだと思っているので、純粋に物語を楽しむ。あまり仕掛けだとか、本家への布石だとかは気にせず、たまに転がっている石なんかを見つけると、ちょっとにやっとする程度で、それが自然に出来るのが、自分の中での良いパスティーシュだと思っている。 これはもうまさに心地良く本家の新しい世界を見せてくれ、しかも「語られなかった事件」を埋めてくれる趣向が良い。「語られなかった事件」を埋めるという形式も珍しくはないものの、ある種「お題」が決まっている訳で、その方が書きやすそうに見えて、実のところ結構こじつけ感がわかりやすくなってしまったり、お題に囚われすぎて意外性だとか妙な技を入れてしまいたくなったり、案外うまくいっているものは多くはない気がする。 しかし日本の作家でも昔の作家のパスティーシュとなると、文体を旧式にしたりもするけれど、海外作家ものを日本の作家が書く場合は「翻訳された文章」を書く訳で、そこが読み手も書き手も面白い所だろうなあと思う。やっぱり「この単語を使うとこう訳されそうだよねぇ。あるある!」とか思いながら書いているんだろうか。 多すぎてなかなか本家以外には手を出さないけれど、ちょうど先行で出ていた北原さんの他の2冊は読んでみようかなあ。

Posted by ブクログ

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