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大いなる遺産(上) 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/イワナミショテン |
| 発売年月日 | 2014/11/15 |
| JAN | 9784003725078 |

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大いなる遺産(上)
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
邦題は「大いなる遺産」だけど、原題はGreat Expectations。「大いなる期待」となるという話を聞いて、その文脈で読むと各人物の「期待」がいろいろな形で浮き出てくる。 ジョーとビディがやはり良心なのかな。 特にジョーは多様な人物が出てくる中でも印象に残る話をすることが...
邦題は「大いなる遺産」だけど、原題はGreat Expectations。「大いなる期待」となるという話を聞いて、その文脈で読むと各人物の「期待」がいろいろな形で浮き出てくる。 ジョーとビディがやはり良心なのかな。 特にジョーは多様な人物が出てくる中でも印象に残る話をすることが多かった。 ======== 「それから最後の最後に、ピップーーこれは冗談抜きで一つ言っておきたいことがあるんだがーーなあ相棒、奴隷みてえにあくせく働いた上に、その正直者の胸が張りさけんばかりに悲痛な思いをし、生きてた頃にはただの一度も安らぎを手にすることのなかった女 の姿を、実のおふくろに、おいら、嫌というほど見てきたからさ。おいら、女に対して、正しいってことをしねえために、物事がうまくいかなくなるんじゃねえかって不安なんだ。 それに、どっちかと言えば、むしろ反対に物事がうまくいかなくなって、おいらにちょっとばかり都合の悪いことになったとしても、そっちのほうがずっとましなんだよ。ピップ、困るのはおいらだけでいいんだ。なあ相棒、きみには痛棒なんかなきゃいいんだけどね。 おいらが何もかも自分で引き受けられりゃいいんだが。だがな世の中にはこうした浮き沈みも、平坦な道のりもあるんだよ、ピップ。だから多少の点があっても、目をつぶってやってほしいんだよな」
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ピップが善良過ぎないのがリアルでよい。 臆病だけれど、自分の心に正直な子供だ。 ジェントルマンに憧れ、自分の境遇を恥ずかしく思う気持ちが芽生える。 自由に使える金が手に入ると、見栄に心が染まってしまう。 エステラへの恋慕は募るが、重要な友人たちは思いを断ち切った方がいい旨の助言を...
ピップが善良過ぎないのがリアルでよい。 臆病だけれど、自分の心に正直な子供だ。 ジェントルマンに憧れ、自分の境遇を恥ずかしく思う気持ちが芽生える。 自由に使える金が手に入ると、見栄に心が染まってしまう。 エステラへの恋慕は募るが、重要な友人たちは思いを断ち切った方がいい旨の助言をする。 心に弱いところがある主人公だ。 金を持っていることがジェントルマンなのではない。 私の目には、ジョーは素晴らしいジェントルマンに見える。 下巻では、ピップがそのことに気づくことを期待して、読み進めて行こうと思う。 そして、遺産相続人はハヴィシャムさんではないだろうな。 第一部 全19章 第二部 1~12章まで (P336~)
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ピップの境遇はかわいそうだが、ジョーという素敵な義兄がいたことは良かった。ダラダラしてる話なのだが、なんとなく救われるキャラクターがいて楽しく読める。墓場で助けた囚人とジョーの短い会話「俺が食べ物を盗んだことで誰かが責められてなきゃ良いが」「あんたがそれで餓えずに済んだなら良いさ...
ピップの境遇はかわいそうだが、ジョーという素敵な義兄がいたことは良かった。ダラダラしてる話なのだが、なんとなく救われるキャラクターがいて楽しく読める。墓場で助けた囚人とジョーの短い会話「俺が食べ物を盗んだことで誰かが責められてなきゃ良いが」「あんたがそれで餓えずに済んだなら良いさ」ジョーは軽い知的障害?のような記述があるが、人を気遣えないで傷つけるほうのでなく、優しくていつも安らぎを与えてくれる存在。鍛冶屋の親方として頼りになるし、おっかない姉も料理を頑張ったり、知り合いを家に呼んだり、あまり感謝されてないがなかなかの良妻(死語か)金持ちの家をジョンとピップが訪ねることになると姉が暴れて、どうやらひがんでいるらしいのが何となく幸せなのかなって思う。 イギリスの湿地帯の村の不潔で貧しかった雰囲気。
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