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闘うための哲学書 講談社現代新書
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闘うための哲学書 講談社現代新書

小川仁志(著者), 萱野稔人(著者)

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闘うための哲学書 講談社現代新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/11/01
JAN 9784062882903

闘うための哲学書

¥110

商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2019/08/13

古典を題材に対話をするという形式だが、理想主義者と現実主義者という両者の立場の違いから、ナアナアにならずにそれなりの討論にはなっているようには思う。カルチャースクールの文字起こしであり、私のような素人にはちょうどいいレベルかな。 取り上げているのは抽象的なものは排除し、生き方論的...

古典を題材に対話をするという形式だが、理想主義者と現実主義者という両者の立場の違いから、ナアナアにならずにそれなりの討論にはなっているようには思う。カルチャースクールの文字起こしであり、私のような素人にはちょうどいいレベルかな。 取り上げているのは抽象的なものは排除し、生き方論的なものを選んでいるようであるが、選書にやや疑問を感じる所もある。生き方系で選ぶならスピノザは『エチカ』でいいと思うし、カントは『実践理性批判』にすればいいし、ハイデガーは堂々と『存在と時間』でいいのではないかと思うが、小川氏が公共哲学、萱野氏は国家・ナショナリズム等を専門としているようなので、やや政治哲学色が強くなってしまったような。

Posted by ブクログ

2017/08/17

新書でまさかの400ページ(1,000円)!読み応えありました。哲学の古典をもとに、二人の哲学者が対論する本。結構激しい言い争いになっている箇所があったりして、それもまた面白い。 22冊も取り上げれば、ちょっと知っている哲学者も初見の哲学者もいて、知っている人だと「こういう見方も...

新書でまさかの400ページ(1,000円)!読み応えありました。哲学の古典をもとに、二人の哲学者が対論する本。結構激しい言い争いになっている箇所があったりして、それもまた面白い。 22冊も取り上げれば、ちょっと知っている哲学者も初見の哲学者もいて、知っている人だと「こういう見方もできるのか」という驚きになり、初見だと「こういうことなのか」と勉強になる。 特に、二人が哲学を日常に活かすことに心血を注いでいることが良かった。机に向ってコツコツとやる研究ももちろん大事だけれど、そこから何か実践につながるものがあると、読んでいて面白い。もしなかったとしても、それはそれで大事な研究ももちろんあるのは前提で。 分厚い新書ではあるけれど、1冊あたり20ページ弱の計算なので、1冊あたりはさらりと読める。 欲を言えば、冊数を半分に減らしてもよいので1冊あたりのページ数をもうちょっと増やしても良かったかも。もっと議論の量と密度を増やしたら、もっと面白いかも。

Posted by ブクログ

2015/10/24

哲学の有名どころに対して、理想主義と現実主義の二人の著者が議論していく本。この人の打ち立てた哲学はこうである、という説明に留まらず、こういう見方や課題がある、という事まで見せてくれるので、なかなか面白いアプローチに飽きる事なく読める。 ただし、逆に実際の各哲学の論点が消化不良にな...

哲学の有名どころに対して、理想主義と現実主義の二人の著者が議論していく本。この人の打ち立てた哲学はこうである、という説明に留まらず、こういう見方や課題がある、という事まで見せてくれるので、なかなか面白いアプローチに飽きる事なく読める。 ただし、逆に実際の各哲学の論点が消化不良になり気味なので、後でゆっくり読み返したいと思う。

Posted by ブクログ

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