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プロデューサーシップ 創造する組織人の条件
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日経BPマーケティング |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784822250553 |
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
大企業のように、最初から与えられた「分業」は大抵弊害になっています。どうすれば良いのか?色々と思いを巡らしてみる絶好の機会を前半の事例紹介は与えてくれます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
■優秀なプロデューサーの行動 ・商売をするために必要な資源は色々なとこに散在していて、 調整を目的とした会議を持たなくてはならない。 ・基礎的なアイデア→詳細な設書→経営資源の必要量 (どのくらいの利益をもたらせてくれるのか) ■プロデューサーの役割 プロデューサーは各専門家たちの意見を聞いて意思決定をし、開発、生産、販売を一体化させていかなければならない。 ・クリエイティブ・コントロール 企画者と技術者の双方がそれぞれ垣根を作らずに共通言語を持っていた、というのが世界観に繋がっている。 ・最後の仕上げとしての編集 編集というプロセスは、イメージした世界観を描いた作品を人々にお金を出して見てもらうための商品に生まれ変わらせる作業 ・品質が良い映画を作るのであれば、単に役割を果たしましたというだけでは不十分。アーティストとしての監督と向き合い、うまくやる必要がある。企画者は技術者たちと話すときに、技術者指向といった立場を取る必要もある。 ・良い現場を作る プロジェクトには[納期][予算]という制約が2つある。仲良し集団でも何にコミットしているのかという点をよく見る必要 ・プロデューサーと分業 -役割を大きく大別すると、「開発」「生産」「販売」 -最近は分業することが多い -創造的な成果を得るためには、効率性についてある程度目を瞑る必要性がある -効率性を優先して分業を徹底しすぎていると、プロデューサーは生まれない。 ■組織変革とプロデューサーシップ ・新しいやり方の導入→企業組織を変えてくれるのではないかという期待 ・組織は戦略に従わない→人間の感性的な部分が障壁 ・テコの原理が必要 1.戦略的なゆさぶり 2.戦略的突出 3.見本例の提示 4.変化の増幅と制度化 ・変革型ミドル=組織変革を成し遂げるときのポイント 1.信頼を蓄積→稟議を通しやすくする 2.魅力的な絵を描ける 3.実行すること ■アントレプレナーシップ ・アントレプレナー=経済社会の均衡状態を破壊してくれる人 ・神の見えざる手→最大多数の最大幸福 └問題は①独占状態が作られてしまう②リサーチができない ・アントレプレナーが新しい組み合わせを創造できる ex.Vシネマ ■起業家活動とプロデューサーシップ ・社内プロデューサーの特徴 1.ゼネラリストに価値を置かない 2.全社に高く評価されたいと思っている ・革新的なプロジェクト 1.情報提供→ゲートキーパー 2.発案 3.擁護→チャンピオン(事前にアイデアを評価してくれる人) 4.実行 5.教育→チャンピオンがする責任がある ・ハーバード・A・サイモン:経営組織を構成する人間の意思決定について、限定された合理性モデル →この世に存在する全ての選択肢をピックアップすることはできない →選択肢がどのような結果になるのか完璧に予測できない →結果を見た上で、どれが良いのか順列化できない ・実態により近いビジネスモデルを作るためにこそ、組織=仲間が必要 ・ヘンリー・ミンツバーグ:実践の中で戦略を徐々に作り上げていく 事前に決めるメリット 1.メンバー達の進むべき方向を示せる 2.力を結集して、足並みを揃えることができる 3.アイデンティティを持てるようになる 4.考え方や行動パターンの一貫性を与え、単純化できる 一方で、命令に従う人たちを意味する ・各メンバーの個性を大切にした曖昧なチームを作ることに長けている人=プロデューサー=パートナーシップ[誰とやるのか] ■プロデューサーシップを妨げるもの 妨げるもの=古くて嫌なルール ・マックス・ウェーバーの問題提起 1.カリスマ的支配→長続きしない 2.伝統的支配→属人的(一方で、一体感が生まれれば成果が出やすい) 3.合法的な支配 ・提唱した官僚組織のメリット 1.ルールを守る 2.属人性を排除 3.安定性確保のため=組織メンバーが代替可能 ・組織のルールの量は組織メンバーの質によって変わってくる ・ルールの有無によって、変化するリターンとリスクの期待値にも依存する
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プロデューサー型人材を目指す人は、必ずしもプロデューサーとうう職業につく必要はない。どんな職業についていても、一定の条件を満たせば、プロデューサーである。
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