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オリンピックの身代金(上) 講談社文庫
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オリンピックの身代金(上) 講談社文庫

奥田英朗(著者)

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オリンピックの身代金(上) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/11/14
JAN 9784062779661

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オリンピックの身代金(上)

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商品レビュー

4.1

48件のお客様レビュー

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2026/02/09

再読。いよいよミラノ・コルティナ五輪が始まった。 本作の舞台となった昭和39年は東海道新幹線の開通、東京オリンピックの開催という高度経済成長期の象徴とも言える年だ。私自身はこの時まだ生まれていないため、当時の社会の様子は映像でしか知ることが出来ないが、この作品は当時の新聞記事や世...

再読。いよいよミラノ・コルティナ五輪が始まった。 本作の舞台となった昭和39年は東海道新幹線の開通、東京オリンピックの開催という高度経済成長期の象徴とも言える年だ。私自身はこの時まだ生まれていないため、当時の社会の様子は映像でしか知ることが出来ないが、この作品は当時の新聞記事や世相を織り交ぜ、まるでその時代に立ち会っているかのような圧倒的な臨場感がある。高度経済成長期の光と影、東京の繁栄と地方から出稼ぎに来て使い捨てされる労働者の二極構造が分かりやすく描かれてもいる。印象的なのは「臭い」だ。飯場の汗、火薬の煙、昭和の街の排気ガス。昭和という時代を臭いで表現している点が更にリアリティを高めている。 この作品を読むと私は2008年の北京オリンピックを想い起こす。当時北京には貧民街があったが、海外向けに北京の悪印象を与えないよう貧民街は強制撤去され、貧しい人々は北京から放逐された。東京オリンピックから40年以上経って北京でも同じことが行われたのだと感じ、国家の目標のためには弱者の犠牲は軽視され大きく報じられることもないという集団主義の危うさに背筋が寒くなる。 現在の私たちの豊かさは高度経済成長期の先人たちの汗と涙の上に成り立ったものだと改めて認識させられる作品だ。

Posted by ブクログ

2025/06/19

東京オリンピックの開催に沸く昭和が活き活きと描かれている.と共に,都会と田舎の拡がっていく格差が生々しく描かれている.労働者と経営者,下請けと親請け,一般市民と官僚,様々な軋轢の中でタイトルの「オリンピックの身代金」に至った背景が紡がれていく.下巻でどのように伏線を回収していくの...

東京オリンピックの開催に沸く昭和が活き活きと描かれている.と共に,都会と田舎の拡がっていく格差が生々しく描かれている.労働者と経営者,下請けと親請け,一般市民と官僚,様々な軋轢の中でタイトルの「オリンピックの身代金」に至った背景が紡がれていく.下巻でどのように伏線を回収していくのか楽しみだ.

Posted by ブクログ

2024/12/31

再読。あらためて読んだ方が構成から風俗描写から筆者の作品に注いだ力が感じられる。 1964年の東京オリンピック前夜、高度経済成長と取り残された地方。農村出身、家族の犠牲により進学できた青年が感ずる日本社会の歪み、怨念。 これは名作中の名作。

Posted by ブクログ