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聴覚思考 日本語をめぐる20章
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聴覚思考 日本語をめぐる20章

外山滋比古(著者)

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聴覚思考 日本語をめぐる20章

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2014/11/01
JAN 9784120046759

聴覚思考

¥110

商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2024/05/15

外山滋比古さんが知性を易しい言葉で伝えてくれる。 例えば、カタカナ社名が多い理由。 女性の名前、 昔はカタカナ→ひらがな→漢字と変遷し、最近は 音に漢字をあてるのが主流。 そうだったのかー! って賢くなった気分になれる。 全体には聴覚からの思考や学習、日本人は意識してこなかった...

外山滋比古さんが知性を易しい言葉で伝えてくれる。 例えば、カタカナ社名が多い理由。 女性の名前、 昔はカタカナ→ひらがな→漢字と変遷し、最近は 音に漢字をあてるのが主流。 そうだったのかー! って賢くなった気分になれる。 全体には聴覚からの思考や学習、日本人は意識してこなかったけど、 ほら、こんなに大事でしょ? ってエピソードが満載。 とてもわかりやすく、 思考の整理学よりも 親しみやすい内容かも。

Posted by ブクログ

2022/02/12

 〝読書とは他人にものを考えてもらう行為である〟と言ったのは、シャーペンハウアーだけれども、多読は悉く、人を空っぽにしていく。  乱読のセレンディピティはある意味、読書だけでなく、食事、出会い、音楽、人、仕事、全てに通じる。  偏ってはいけないと本書に学べる。 〝読む〟...

 〝読書とは他人にものを考えてもらう行為である〟と言ったのは、シャーペンハウアーだけれども、多読は悉く、人を空っぽにしていく。  乱読のセレンディピティはある意味、読書だけでなく、食事、出会い、音楽、人、仕事、全てに通じる。  偏ってはいけないと本書に学べる。 〝読む〟〝書く〟ことに自分が偏重していることを痛感させられる一冊。  赤ちゃんがことばを覚えるのだって、何度も書いたからでも、何度も読んだからでもない。何度も聞いたから。  なのに本をありがたがり、視覚による思考を最高のものと見做している。  線的思考と点滴思考の解説も分かりやすい。  俳句による表現は、受け手が、解釈する点滴表現で、繋がりがなくとも共通する感覚によって成立する。  修辞を論理より大切にするのも、あいまい性の文化の日本らしいところ、省略の美学があって、主張的表現をすて、暗示的な表現法に、論理ではなく、連想と解釈のはたらきで。    △型と▽型の文章体型も、日本語の特徴だったりする。初めに結論を述べるのと、はじめは世間話から始まるのとでは大きく異なる。  外山滋比古さん。勉強になります。他の本も読んでみよう。

Posted by ブクログ

2020/07/07

日本語にとって「聴く」というのはとても大事ということがこの本を読むとわかります。 文字を読むと聴くのどちらが優れているということはないですが、最近はオーディブルのように「聴く本」も増えてきているというのは興味深いですね。 百聞は一見にしかず、とは言いますが場合によっては百見は...

日本語にとって「聴く」というのはとても大事ということがこの本を読むとわかります。 文字を読むと聴くのどちらが優れているということはないですが、最近はオーディブルのように「聴く本」も増えてきているというのは興味深いですね。 百聞は一見にしかず、とは言いますが場合によっては百見は一聞にしかず、なのかもしれません。

Posted by ブクログ

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