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聴覚思考 日本語をめぐる20章
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784120046759 |
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聴覚思考
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外山滋比古さんが知性を易しい言葉で伝えてくれる。 例えば、カタカナ社名が多い理由。 女性の名前、 昔はカタカナ→ひらがな→漢字と変遷し、最近は 音に漢字をあてるのが主流。 そうだったのかー! って賢くなった気分になれる。 全体には聴覚からの思考や学習、日本人は意識してこなかった...
外山滋比古さんが知性を易しい言葉で伝えてくれる。 例えば、カタカナ社名が多い理由。 女性の名前、 昔はカタカナ→ひらがな→漢字と変遷し、最近は 音に漢字をあてるのが主流。 そうだったのかー! って賢くなった気分になれる。 全体には聴覚からの思考や学習、日本人は意識してこなかったけど、 ほら、こんなに大事でしょ? ってエピソードが満載。 とてもわかりやすく、 思考の整理学よりも 親しみやすい内容かも。
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〝読書とは他人にものを考えてもらう行為である〟と言ったのは、シャーペンハウアーだけれども、多読は悉く、人を空っぽにしていく。 乱読のセレンディピティはある意味、読書だけでなく、食事、出会い、音楽、人、仕事、全てに通じる。 偏ってはいけないと本書に学べる。 〝読む〟...
〝読書とは他人にものを考えてもらう行為である〟と言ったのは、シャーペンハウアーだけれども、多読は悉く、人を空っぽにしていく。 乱読のセレンディピティはある意味、読書だけでなく、食事、出会い、音楽、人、仕事、全てに通じる。 偏ってはいけないと本書に学べる。 〝読む〟〝書く〟ことに自分が偏重していることを痛感させられる一冊。 赤ちゃんがことばを覚えるのだって、何度も書いたからでも、何度も読んだからでもない。何度も聞いたから。 なのに本をありがたがり、視覚による思考を最高のものと見做している。 線的思考と点滴思考の解説も分かりやすい。 俳句による表現は、受け手が、解釈する点滴表現で、繋がりがなくとも共通する感覚によって成立する。 修辞を論理より大切にするのも、あいまい性の文化の日本らしいところ、省略の美学があって、主張的表現をすて、暗示的な表現法に、論理ではなく、連想と解釈のはたらきで。 △型と▽型の文章体型も、日本語の特徴だったりする。初めに結論を述べるのと、はじめは世間話から始まるのとでは大きく異なる。 外山滋比古さん。勉強になります。他の本も読んでみよう。
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日本語にとって「聴く」というのはとても大事ということがこの本を読むとわかります。 文字を読むと聴くのどちらが優れているということはないですが、最近はオーディブルのように「聴く本」も増えてきているというのは興味深いですね。 百聞は一見にしかず、とは言いますが場合によっては百見は...
日本語にとって「聴く」というのはとても大事ということがこの本を読むとわかります。 文字を読むと聴くのどちらが優れているということはないですが、最近はオーディブルのように「聴く本」も増えてきているというのは興味深いですね。 百聞は一見にしかず、とは言いますが場合によっては百見は一聞にしかず、なのかもしれません。
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