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霖雨 PHP文芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
| 発売年月日 | 2014/11/01 |
| JAN | 9784569762562 |

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商品レビュー
3.5
19件のお客様レビュー
豊後日田で私塾咸宜園を主催する広瀬淡窓。 家業を継いだ弟久兵衛。 粛々と画期的な教育方針を打ち出す淡窓、次男でありながらも家業を継ぎ商人として邁進する久兵衛。 その二人へ重箱の隅をつつくような嫌がらせをする郡代。 そんな最中、天保の大飢饉や大塩平八郎の乱が起き、様々な権力闘...
豊後日田で私塾咸宜園を主催する広瀬淡窓。 家業を継いだ弟久兵衛。 粛々と画期的な教育方針を打ち出す淡窓、次男でありながらも家業を継ぎ商人として邁進する久兵衛。 その二人へ重箱の隅をつつくような嫌がらせをする郡代。 そんな最中、天保の大飢饉や大塩平八郎の乱が起き、様々な権力闘争の弊害が生じる。 時代のうなりの中でも、慎ましくも着実に清貧に堅実に生きてゆく。美徳な一冊でした。 しかし、どの時代でも圧政者がいて、民が苦しむ、一揆が起きる、革命が起きる、歴史は何度となく同じことを繰り返すのだが。 SNS時代で成功した革命はジャスミン革命くらいだったろうか。令和の世にもそのような日が来るのだろうか。 静かな一冊でした。
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霖雨 葉室麟読了 霖雨とは、幾日も降り続く雨の事。天領の豊後日田で、私塾・咸宜園(かんぎえん)を主宰する広瀬淡窓(たんそう)と、家業を継いだ弟・久兵衛の物語。権力の横暴や、次々と起こる災難に果敢に立ち向かう姿勢を見事に描き切った作品。時代が幕末に向けて、混沌としていく世の中で、凛...
霖雨 葉室麟読了 霖雨とは、幾日も降り続く雨の事。天領の豊後日田で、私塾・咸宜園(かんぎえん)を主宰する広瀬淡窓(たんそう)と、家業を継いだ弟・久兵衛の物語。権力の横暴や、次々と起こる災難に果敢に立ち向かう姿勢を見事に描き切った作品。時代が幕末に向けて、混沌としていく世の中で、凛とした生き様を垣間見る事ができる秀逸な物語。葉室作品は、史実に基づく作品は今一つという印象があったが、この作品は一気読み間違いなしのファイブすたーです~。
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時代小説は自分では手に取らないジャンル、人から貸してもらったので読んでみた 豊後日田(現在の大分県?)で、 私塾咸宜園(かんぎえん)を主宰する広瀬淡窓と、家業を継いだ弟の久兵衛が 様々な困難を乗り越えていく様を淡々と描く タイトルや各章に「雨」が含まれていて、その雨の表現が秀逸...
時代小説は自分では手に取らないジャンル、人から貸してもらったので読んでみた 豊後日田(現在の大分県?)で、 私塾咸宜園(かんぎえん)を主宰する広瀬淡窓と、家業を継いだ弟の久兵衛が 様々な困難を乗り越えていく様を淡々と描く タイトルや各章に「雨」が含まれていて、その雨の表現が秀逸 響いた本文中の文言 ********* 「生きるのに値打ちがあるのだ、と教えてくれるのが学問ではありますまいか。 おのれが生きることが無駄ではないと知れば、おのずから楽しめるというものです」 鋭きも鈍きもともに捨てがたし、錐と槌とに使いわけなば 頭の鋭い秀才も、一見鈍く見える努力型も、ひとは皆、使い道しだいであり、 それぞれの持ち味を尊重すべき ひとは生まれながらにして徳を備えているわけではない、と淡窓は考えた 様々に欠けたところがあるのを埋めるように、目指すものに向かって 努力を怠りなく続けることができて、初めて人は進化を発揮できる その努力を粘り強く見守ることが、ひとを教えるというだ 「止んだ雨はまた降り出しもしようし、そうでなければ作物は育たぬであろう。 この世に生まれて霖雨が降り続くような苦難にあうのは、 ひととして育まれるための雨に恵まれたと思わねばなるまい」 ********* やまない雨はない 代官の横暴、飢饉の時代、大塩平八郎の乱 ただじっと耐えるだけでなく、学び、教え、行動を続けた広瀬兄弟は 自らの足で雨が降らない土地へと進むことが出来る人だと思った 広瀬兄弟が陽の立ち位置なら、臼井桂一郎と元兄嫁・千世は陰の立ち位置だろう 物事の責任転嫁----桂一郎 依存--千世 読んでいる最中は少し嫌悪感も感じてしまいましたが 読後、考えてみると生きずらい時代においては大方の人がこの二人のような かたちで生活していたような気もしてきました 他人様の短所は、自分の短所 短所はあるものだと認識しつつ、長所をのばして 雨が止むのをボケ~と待つのではなく、晴れてる場所に一歩でも進める 知識と行動力を日々研鑽していきたいと思う
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