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死命 文春文庫
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死命 文春文庫

薬丸岳(著者)

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死命 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/11/01
JAN 9784167902186

商品レビュー

3.9

100件のお客様レビュー

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2026/05/27

警察と連続快楽殺人犯の双方が癌で余命宣告をされ、しかも、その宣告故に、それぞれの動きに拍車がかかっていく。それこそ当に「死ぬ気」で犯人を探し殺し続ける。死ぬ間際に自分はどうありたいか、何をしたいか、どう思われたいか、考えさせられる作品だった。確かに折角の人生、やりたいことをやり切...

警察と連続快楽殺人犯の双方が癌で余命宣告をされ、しかも、その宣告故に、それぞれの動きに拍車がかかっていく。それこそ当に「死ぬ気」で犯人を探し殺し続ける。死ぬ間際に自分はどうありたいか、何をしたいか、どう思われたいか、考えさせられる作品だった。確かに折角の人生、やりたいことをやり切りたいしやり切ってほしい。でもそれが他者を犠牲にするものであるならば、死を目前にした人であっても同情される要素は皆無。信一の場合はトラウマが原因で、記憶に蓋をしていたために、殺したい欲求が小出しに出てきて分かりやすいところから手を付けていたことは、どこかで救えた、とやっぱり福祉の網から漏れた人なのだと辛くなる。 薬丸岳さんの作品のなかでもこの作品を評価する声もあったが、私は一番好みではなかった。ほかの作品の感想で性行為の描写が多いとか、性の問題が原因や背景になることが多いという指摘があったが、この作品は当にそうだと思った。それほどに、性暴力というのは、人の心を壊すということなのかもしれない。

Posted by ブクログ

2026/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

同じ病魔に侵された犯人と刑事 余命宣告とともに、女性を扼殺したい衝動を 解放した犯人は、生きてきた人生の中で 今が1番「幸せ」だと実感する。 元カノが現れ普通の幸せを噛みしめながらも 衝動は抑えられないし、元カノに対しても 抑えられないとは、もはや心も病魔に侵されていて 哀れでもある。 その原因となった毒親が、これまた無事と 言うのが悔しい(苦笑) まさか澄乃がそんな事になろうとは衝撃展開すぎて 「えっ」って声でた。

Posted by ブクログ

2026/02/17

著者の作品は、全体的に犯罪者側目線が強めだなと思うのですが、今作はその傾向が如実に表れていました。 自身の死と犯罪を、生への執着と絶望を上手く結びつけられていました。 薬丸節の効いた一冊でした。

Posted by ブクログ

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