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須賀敦子ふたたび KAWADE夢ムック文藝別冊
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2014/08/30 |
JAN | 9784309978420 |
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須賀敦子ふたたび
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商品レビュー
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死者と生き続けた。須賀さんの書かれた文章のあの鮮明な語りはそういうことか イタリアで暮らした数年の色濃さ、そこで出会った人たち その後会うことがなくても心は全部覚えている 小川洋子さんの書かれていた「靴の話」は、震災などで感じたことに近くてハッとした
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須賀さんは話し言葉の世界に生きていた人です。コルシア書店時代もそうだし、大学で教えていたときも、その後に書き手としてデビューしたあとも、魅力的な話し言葉で人とやりとりすることを楽しみ大事にしてきた人でした。同時に、書き言葉で書きたいという希望は待ちつづけていた。そこで行先を照らす...
須賀さんは話し言葉の世界に生きていた人です。コルシア書店時代もそうだし、大学で教えていたときも、その後に書き手としてデビューしたあとも、魅力的な話し言葉で人とやりとりすることを楽しみ大事にしてきた人でした。同時に、書き言葉で書きたいという希望は待ちつづけていた。そこで行先を照らす探照灯になったのが、ナタリア・ギンズブルグであり、ユルスナールであった。信仰や宗教の問題にまでおりてゆくときは、湯川さんにも名前を伝えていたシモーヌ・ヴェイユであり、エディット・シュタインであった。考えてみると、全員、女性なんです。これは偶然ではないのではないか。話し言葉というものは、本質的に女性に属する。書き言葉をつくったのは男性原理です。乱暴な意見かもしれませんが、須賀さんのやわらかくも強い言葉の成り立ちを考えると、現実から乖離しない話し言葉が核心にあるかないかはすごく大きいと思うのです。須賀さんはそこを判断基準にしていたところがあるのではないでしょうか。(松家仁之)
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「文藝別冊 須賀敦子」につづく須賀総特集第二弾。卒業論文であったギャザーの翻訳など未刊行テクスト、松山巌、湯川豊、若松英輔、担当編集者座談会などで須賀の新たな魅力に迫る。
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