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残照 三十一文字の恋
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文芸社 |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784286156538 |
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残照
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『老人文学』と言うべきものかな。 著者も老人で 老人の物語を紡ぐ時代かもしれない。 時間はたっぷりあるのだから、本を書くのもありだ。 4話。残照、介護人はスーパーマン、蝶の贈りもの、魚の小骨。 いずれも 老人の淡い思いを書いたもの。 自律神経失調症を抱えた妻と 娘はいるが 孫がい...
『老人文学』と言うべきものかな。 著者も老人で 老人の物語を紡ぐ時代かもしれない。 時間はたっぷりあるのだから、本を書くのもありだ。 4話。残照、介護人はスーパーマン、蝶の贈りもの、魚の小骨。 いずれも 老人の淡い思いを書いたもの。 自律神経失調症を抱えた妻と 娘はいるが 孫がいない。 そんな老人が、人妻に 恋をする。 はじめは『心のマドンナ』と言っているが、ラブレターを出し 手を握ってもらい、さらに 告白をする。 人間は 次から次へ 発展しないと 満足できないものだ。 しかし、この老人の視野の狭さは なんという せつないものがあるのかと思う。 考えることがないのかい という 感じでもある。 社会性や歴史の動向や、大きな地震があっても まったく関係なく ひたすら 恋を募らせる。 なぜか、風前の灯の嫌らしさ。 あぁ。そんな老人になりたくないと思う老人である。
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