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臨床犯罪学者・火村英生の推理(Ⅳ) スウェーデン館の謎 角川ビーンズ文庫
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臨床犯罪学者・火村英生の推理(Ⅳ) スウェーデン館の謎 角川ビーンズ文庫

有栖川有栖(著者), 麻々原絵里依

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臨床犯罪学者・火村英生の推理(Ⅳ) スウェーデン館の謎 角川ビーンズ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/11/01
JAN 9784041010709

臨床犯罪学者・火村英生の推理(Ⅳ)

¥330

商品レビュー

3.4

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2024/06/17

【あり】有栖川有栖『臨床犯罪学者・火村英生の推理④スウェーデン館の謎』角川ビーンズ文庫[図]2024年6月17日[C]北欧ふう山荘での殺人、妖精のような美女、過去の事故、雪上に存在しない犯人の足跡、折れた煙突、親指の傷、性フェロモンを放っているらしい童話作家。テンプレ的舞台装置の...

【あり】有栖川有栖『臨床犯罪学者・火村英生の推理④スウェーデン館の謎』角川ビーンズ文庫[図]2024年6月17日[C]北欧ふう山荘での殺人、妖精のような美女、過去の事故、雪上に存在しない犯人の足跡、折れた煙突、親指の傷、性フェロモンを放っているらしい童話作家。テンプレ的舞台装置のどこでテンプレでないひねりを入れてくれるか……うーん、ひねりは、あんまりなかった。でもまあ、全体の雰囲気は悪くなかったのでOKかな。 ■簡単な単語集 【有栖川有栖】語り手の「私」。推理小説作家にしてワトソン。三十代なかば。 【小山内】福島県警の刑事。 【乙川育子/おつかわ・いくこ】リュウの実母。スウェーデン館住人。 【乙川ヴェロニカ/おつかわ・ゔぇろにか】リュウの妻。スウェーデン出身。スウェーデン館の主人夫妻の一人。まだ事件が起こりもしていない最初の出会いの段階で、この人が犯人でなかったらびっくりやなという感じ。そうでなくても彼女を中心に事件が起こるに違いないと思わせるキャラクタ。でないと登場させた甲斐がないというもの。 【乙川リュウ/おつかわ・りゅう】童話作家。二年ほど前になんとかという賞を取ったらしい。もうすぐ四十歳のでっぷりした巨漢。有栖川の第一印象は「海豹」。スウェーデン館の主人夫妻の一人。性フェロモンを発していてモテるらしい。 【乙川流音/おつかわ・るね】乙川夫婦の息子。四年前の八月十三日に七歳で亡くなった。 【迫水大地/さこみず・だいち】ペンションのオーナー夫婦の息子。おどおどしている。 【迫水春彦/さこみず・はるひこ】ペンションのオーナー夫婦の一人。 【迫水倫代/さこみず・みちよ】ペンションのオーナー夫婦の一人。 【ザリガニ】ルネが好きだったらしい。そういえばリンドグレーンの『やかまし村シリーズ』でもザリガニ漁が解禁になってみんなで獲りに行く話があった。オマールガニのことだとか。日本のザリガニも元々は食用として輸入したようやけどまた別物みたいです。 【島野】福島県警の刑事。 【スウェーデン館】有栖川が泊まったペンションの隣に建つログハウス。ログハウスとは言っても規模は「館」とか「屋敷」と言えるレベル。 【綱木輝美/つなき・てるみ】画家。淑美の妹。乙川夫妻の友人。フリーハンドのふるえた線に温かみがあるとぼけた味。 【綱木淑美/つなき・よしみ】画家。輝美の姉。乙川夫妻の友人。大きな眼鏡。うっとりするほど繊細でシャープな線。 【等々力末臣/とどろき・すえおみ】建設会社社長。乙川夫妻の友人。スウェーデン館は等々力の会社で建てたらしい。クイズ好きらしい。 【バイカル海豹】目がとっても大きいアザラシ。あの無表情な目が怖く感じられるときもあるけど、基本的に人間がカワイイと思ってしまう動物です。乙川リュウが書いた『ルンネの不思議な旅』で主人公ルンネの相棒として登場する。 【葉山悠介/はやま・ゆうすけ】リュウの従弟。スウェーデン館の住人。綱木輝美と抱き合っているシーンを有栖川とヴェロニカが目撃した。 【ハンス・ヨハンソン】ヴェロニカの実父。スウェーデン館住人。退役軍人といった厳格な感じ。 【磐梯】舞台は磐梯高原にある館と呼べるサイズのログハウス。個人的には磐梯山といえばその山頂で見たものが人生で最も高速で飛ぶ雲でした。驚くほど濃く碧い空に白い雲がびゅんびゅん飛んでいた。別の日に五色沼へ行ったときはどんよりしていて沼の色の違いがまったくわからなかった。いつかちゃんと見に行きたい。 【火村英生/ひむら・ひでお】有栖川有栖の友人。英都大学社会学部助教授。臨床犯罪学者とやら。探偵能力あり。過去に何か悲惨なことがあったようだ。そして現在守るべき何かがあるようでもある。 【物書き】あれやこれやが器用にできる人間がもの書きになってはいけない。(p.77)

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2023/02/20

作家アリスシリーズ5作目で、 国名シリーズ2作目となる本作。 1995年の作品。 取材で訪れた裏磐梯のログハウスで起きた 殺人事件の真相を解こうと奮闘するアリス。 しかし雪山の犯行現場に遺っているはずの 犯人の足跡がなく--。 作者はこういった足跡ものの謎が好きとのことで、 ...

作家アリスシリーズ5作目で、 国名シリーズ2作目となる本作。 1995年の作品。 取材で訪れた裏磐梯のログハウスで起きた 殺人事件の真相を解こうと奮闘するアリス。 しかし雪山の犯行現場に遺っているはずの 犯人の足跡がなく--。 作者はこういった足跡ものの謎が好きとのことで、 本作はその"足跡の謎"を大きなテーマにした 内容となっています。 ミステリーの王道をいくトリックとストーリーで 読みやすさも抜群。 作中、火村から出るとは思えない台詞が出てきて、 アリス同様驚かされました。 シリーズも5作目になりますが、 まだまだ火村の中には隠されたものがありそうです。

Posted by ブクログ

2019/04/08

旅行先でお近づきになったスウェーデン館のにひとびと。童話作家の夫とスウェーデン出身の妻、数年前のこどもの死。 ノスタルジック。 C0193

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