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スナーク狩り
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スナーク狩り

ルイス・キャロル(著者), 穂村弘(訳者), トーべ・ヤンソン

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スナーク狩り

定価 ¥1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2014/10/24
JAN 9784087815573

スナーク狩り

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商品レビュー

3.2

23件のお客様レビュー

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2024/05/03

ルイス・キャロル作、トーベ・ヤンソン絵、穂村弘訳ですって。aoi-soraさんのレビューで出会うことができました。ありがとうございます! スナークという正体不明の怪物探しに出かける、船長のベルマン、乗務員の靴磨き、帽子屋、弁護士、ブローカー、ビリヤード・マーカー、銀行家、ビーバ...

ルイス・キャロル作、トーベ・ヤンソン絵、穂村弘訳ですって。aoi-soraさんのレビューで出会うことができました。ありがとうございます! スナークという正体不明の怪物探しに出かける、船長のベルマン、乗務員の靴磨き、帽子屋、弁護士、ブローカー、ビリヤード・マーカー、銀行家、ビーバー、そしてパン屋の名無しくんが主な登場人物。それぞれの章が○○の歌という目次で、十九世紀の韻文で言葉遊びを日本の長歌式、「五・七」のリズムを繰り返し最後は「五・七・七」で終えるリズムにしており歌人らしさが散りばめられた挑戦的な意訳文になっている。 第5章から最終章までの共通の始まりの文が不穏な空気感を際立たせている。 「細心の注意をもって指貫で皆は探した ぴかぴかのフォークと希望で狩りたてた 鉄道株で脅かした 笑みとシャボンで金縛りした」 シュールな挿絵でじんわり怖さが残る。もっと挿絵が合ったらいいなとも思った。音読するとまた違った味わい。

Posted by ブクログ

2024/04/22

作 ルイス・キャロル  絵 トーベ・ヤンソン  訳 穂村弘       昨年、「不思議の国のアリス」にトーベ・ヤンソンが絵をつけたものを読み、ムーミン以外の絵も良いなぁ、と思っていました。 そうしたら、ひだまりトマトさんのレビューから本書を知り 「おっっ!?これは読みたい!」...

作 ルイス・キャロル  絵 トーベ・ヤンソン  訳 穂村弘       昨年、「不思議の国のアリス」にトーベ・ヤンソンが絵をつけたものを読み、ムーミン以外の絵も良いなぁ、と思っていました。 そうしたら、ひだまりトマトさんのレビューから本書を知り 「おっっ!?これは読みたい!」 となりました。 ありがとうございます^⁠_⁠^ 訳は穂村弘さん ブクログ内でも大人気ですね。 私にとっては初めての作品です。 内容はノンセンスで言葉遊びなんですが、ユーモアに溢れた冒険譚になっています。 怪物スナークを捕まえるため、船長ベルマンのもとに集まった8人と1匹。 これがまた、とぼけた乗組員たちなのね。 そもそもスナークを誰も見たことがない。 海図は真っ白…… 『細心の注意をもって指貫で皆は探した   ぴかぴかのフォークと希望で狩りたてた  鉄道株で脅かした   笑みとシャポンで金縛りした』 文章はこんな感じに、五・七のリズムだから心地よく読みやすい。 場面に合わせた絵は表情豊かで見応えありです。 何とも言えない情けない表情や、怯えた顔。 見知らぬ土地の恐ろしさ。 でもクスッと笑ってしまう愛らしさ。 やっぱり好きだなぁ。 楽しい読書時間でした(⁠*⁠´⁠︶⁠`⁠*⁠)⁠

Posted by ブクログ

2024/03/19

ルイス・キャロルの詩にトーベ・ヤンソンが絵を添えた詩画集ですね。 誰も見たことがない怪物スナークを捕まえようと   船長ベルマンのもとに集まった八人と一匹    まっ白な海図を持って出航したが・・・         噂が想像を増幅させ、 極限の恐怖に支配されるなかで起こった驚く...

ルイス・キャロルの詩にトーベ・ヤンソンが絵を添えた詩画集ですね。 誰も見たことがない怪物スナークを捕まえようと   船長ベルマンのもとに集まった八人と一匹    まっ白な海図を持って出航したが・・・         噂が想像を増幅させ、 極限の恐怖に支配されるなかで起こった驚くべき結末!? ルイス・キャロルのノンセンスな詩にトーベ・ヤンソンが挿し絵を描いて、穂村弘さんが五七調で訳されています。 穂村さんはかなり苦戦されたとのことでしたが、日本的なリズムに乗って、奇想天外な物語が船出します。 とても奇妙な話の展開ですが、詩人の言葉が五七調の詩の調べでヤンソンの奇抜な絵にも乗せられて、どうなることかと、ついつい完読してしまいます。 たまには、こういう作品で頭をリセットするのも良いですね。

Posted by ブクログ

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