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儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ 集英社新書
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儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ 集英社新書

武本俊彦(著者), 金子勝(著者)

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儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ 集英社新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784087207576

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2024/09/04

(2014/12/17) 大竹まことゴールデンラジオ大竹交遊録金曜日担当の金子勝慶大経済学部教授の本。 歯に衣着せぬ毒舌ぶりから期待して手に取ったのだけれど、、、 なんだかよくわからなかった。 ピンとこなかった。 頭に入らなかった。 農業は関心度の高いテーマだし、読んでわからな...

(2014/12/17) 大竹まことゴールデンラジオ大竹交遊録金曜日担当の金子勝慶大経済学部教授の本。 歯に衣着せぬ毒舌ぶりから期待して手に取ったのだけれど、、、 なんだかよくわからなかった。 ピンとこなかった。 頭に入らなかった。 農業は関心度の高いテーマだし、読んでわからないことはないと思うのだけれど、 なぜかひっかかるものがなかった。 なんでだろう。 小作農の農地面積は機械化しない前提ではちょうどいい大きさ。 アメリカの大規模集約じゃ無理。 百姓とはいろんなことをして食べる人、という意味。兼業農家こそ理想。 TPPが入ったら壊滅する。 小規模農家にエネルギーを作らせよう 原発問題も解決。。 そうか、ちょっと書いてみてわかったけど、 論理の飛躍について行けなかったのだな。 教授を前にして言うのは失礼ながら、ロジカルに感じなかったのだ。 だからピンとこなかった。 わからんものはわからん。 ごめんね金子さん。 でもね。 私はTPPの進め方は反対だったけど、これだけ締結が遅れるってことは、 アメリカのいいなりにはなってないってことだからまあよしとして、 農業のある程度の自由化には賛成なんです。 農業保護をうたいながら、農業従事者の平均年齢が60を超えるってことは、 全く魅力のない職業、ってことでしょう。 それを株式会社もいれない、自由化もしない、ってのは、 ある特定団体のエゴに過ぎないと思うのですよ。 とても日本の食を守ろうと思って言っているわけではないと。 日本の農村の美しさを守ろうとしているわけでもないと。 守りたければ後継者を作る努力をするはず。 利権と思うしかない。 そう、金子教授と思いは同じ。 儲かる農業にしないといけない。 美味しいものは地方にこそある。 日本酒がおいしいのも米と水がおいしいから。 このままでは守れない。 美味しいものにお金を出して、 作り手に儲けてもらって、 このシステムを維持していかなくてはいけない。 そのおいしいものはTPPだろうがなんだろうが負けないはず。 「農業を守る」は無理筋だと声を大にして言いたい。 第1章 食と農が崩壊する時(食料自給率とは 食料自給率低下はなぜ起きたのか ほか) 第2章 新しい兼業スタイルへ(日本の兼業農家の歴史的背景 農業労働の季節性 ほか) 第3章 日本の再生可能エネルギーと農村・農業(第二次安倍政権と原発依存への回帰 再生可能エネルギーの消極的な目標 ほか) 第4章 農村・エネルギー転換と課題(地域主導のエネルギー転換に 地域におけるエネルギーの自立 ほか) 第5章 「地域分散・ネットワーク型」社会に向かって(新しい産業構造と社会システムへ 食と農の分野における「地域分散・ネットワーク型」システム ほか)

Posted by ブクログ

2015/02/02

○経済学者の金子氏と元農水官僚で民主党のブレーンでもあった武本氏の作品。 ○現在の農業・農村政策への批判と、新たな農業(兼業農業)としてのエネルギー兼業の提案を行っている。 ○現在の農業の衰退や兼業農家否定への対案、大規模専業中心主義への批判などは、一部理に適っている部分もあるが...

○経済学者の金子氏と元農水官僚で民主党のブレーンでもあった武本氏の作品。 ○現在の農業・農村政策への批判と、新たな農業(兼業農業)としてのエネルギー兼業の提案を行っている。 ○現在の農業の衰退や兼業農家否定への対案、大規模専業中心主義への批判などは、一部理に適っている部分もあるが、再生可能エネルギーを一方的に推奨するのは、やややりすぎな印象。 ○FITは、あくまでも一時的な政策に過ぎないので、それを前提として地域を支えるというのは、ちょっと安易。

Posted by ブクログ

2014/11/15

専業農家ではなく、兼業農家を目指そう。それも、エネルギー業と兼業する「エネルギー兼業農家」となることで、利益を出そうという主張の本。 工場の期間工など、お金が地域外に流れるものや、農業との相乗効果が期待できない兼業ではなく、エネルギー業と兼業することで、お金を地域で循環できるよ...

専業農家ではなく、兼業農家を目指そう。それも、エネルギー業と兼業する「エネルギー兼業農家」となることで、利益を出そうという主張の本。 工場の期間工など、お金が地域外に流れるものや、農業との相乗効果が期待できない兼業ではなく、エネルギー業と兼業することで、お金を地域で循環できるようになり、地域コミュニティの活性化にもつながり、農業にも相乗効果が期待できるようになる。 確かに、農業という季節や年により不安定な収入に、エネルギー収入という安定的なベース収入を兼ねることで、ポートフォリオが格段によくなる。 ただし、本書でも以下のように触れているように、誰がエネルギー兼業化を推し進めるのかという問題がある。 「しかし、6次産業化にせよエネルギー兼業にせよ、個別の農家がやるには負担が大きく、地域ぐるみでないとうまくいかない面もあります。その意味では、農協や農協系金融機関、地域の市民ファンドや地域金融機関の役割が大きくなります。」 個人の農家では限界があるし、効率もよくない。そうなると、ある程度の規模のある農業法人か、個別の農協等が推進していくということになる。 となると、それはもはや農家の兼業を推進するのではなく、農家の集約化、企業化を推進すべきという話になってくる。 本書でも認めているが、ある程度の農地の大規模化、集約化、集積は必要である。 ただし、そもそも日本の国土は狭く、アメリカ並みの大規模化は図りようもないため、中規模へ集約化し、中規模の農地に合った生産方法を取っていく必要がある。 本書の前提として、個人経営の農家ではなく、集約された農家集団として、エネルギーなど農業以外の他産業も手がけるべきではないかといった議論があったほうがよかったように思う。 また、農家の集約化ということであれば、ひとつの方法として、農協の活用も有効だと思う。 近年、JAが何かと叩かれているが、JAにもメリット・デメリットはある。 メリットを生かしつつ、デメリットとなってしまっている部分を削減していくことで、エネルギー兼業農家や、六次産業化を推進するための中心となれるのではないかと思う。 何といっても、農協は、既に複数農家を取りまとめて、地域のハブとなっていることも多い。 新規にゼロからコミュニティを作ることは非常に難しいが、既にあるものを利活用することで、コミュニティの形成が比較的容易にできるケースも多いのではないかと考えている。 農業、食、エネルギー等、日本が抱える様々な問題に興味がある人におすすめの一冊。

Posted by ブクログ

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