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「知の技法」入門
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2014/10/15 |
JAN | 9784309246772 |
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3.4
10件のお客様レビュー
総合的な感想:人文系の知の魅力がすごい伝わってきた。文系の大学2年生くらいが読むと良いのかもしれない。 一人の人の全集を読む 社会の仕組みの全体像を書いた本としての『資本論』→近代社会の全体を相対化 歴史的にも社会的にも一つの世界観を提示する本 自然科学と人文科学のインタフェ...
総合的な感想:人文系の知の魅力がすごい伝わってきた。文系の大学2年生くらいが読むと良いのかもしれない。 一人の人の全集を読む 社会の仕組みの全体像を書いた本としての『資本論』→近代社会の全体を相対化 歴史的にも社会的にも一つの世界観を提示する本 自然科学と人文科学のインタフェースは非常に面白い。『自我の起源』読みたい 渡辺慧『時』物理学の中で時間を考える 20世紀人文科学の流れを知る。実存→構造→脱構築。20世紀思想の理解が深まった。 p62結論ではなく、思考の過程を読もう。結論へのショートカットが横行し、また求められる現代に、必ず結論の背景に思考過程があることを思い出したい。自分で思考して何かを生み出す時は過程が重要なので。 わからないものが読んでいるうちにわかってくる経験をしていきたい。心がシンクロする本、同じ問題意識を持った本には出会えるのだろうか。 本だって、初めから終わりまで最初からわかった上で書いているわけではない。一緒に思考の過程を追い、探ろう。 p70長めのレビューを書いてみること。400字詰めで2~30枚くらい。 心打たれるパッセージの書き写し。 p75入門書について。これは知りたい内容だったので興味深かった。 キーコンセプトが全くわからず読んでも仕方ない。『100分で名著 純粋理性批判』にて、西研が「何をきっかけに書こうとして、何を示そうとしたのかを知っていれば哲学書は読める」のようなことを言っていたのを思い出した。 入門書の著者が、元の書に深く感動していることが伝わってくるのが良い入門書。でもそれは読まないとわからない。結局、評判の良い入門書を読むのが良さそう。 結論、キーコンセプトがわからない哲学書はとりあえずそのコンセプトを知っている程度に入門してから読む。入門書で「そうなんだ」と思って終わるのではなく、その後に原著を読む計画を立てる。 p89翻訳の脇に原典を置く話。 「我思う、ゆえに我あり」の原典の、カンマをどう読むか、というところまで考えるのが精読。精読ということの意義や面白さを、少しだが初めて感じることができた。 第3章:「誰にもわかる『実存主義・構造主義・ポスト構造主義』」と言っているが、「誰にも」は真っ赤なウソ。専門用語多め。結構深いところまで現代思想の知識を持っている人じゃないとちゃんと理解できないと思う。 p127 資本主義はディスコントラクション。 闘争モデルでは、「意味」を振りかざすゆえに、資本主義よりももっと恐ろしい絶滅抹消タイプのファシズムがもたらされることを20世紀の歴史が証明した。意味は危険、という考え方が面白い。 p146まで 実存主義の話はなんとな〜くしかわからなかった。知らない思想家や知らない概念や知らない比喩が多く出てきた。 p147『暇と退屈の倫理学』の消費社会に惑わされずに「浪費」をしようという論と似たことを言っていそう。資本主義というものの内部に取り込まれていない意味での主体性を復活させられるか? p148「資本主義は変数Xへの欲望によって動くシステム」←資本主義の言語化としていいね!!! p157「おそらく人間が知りたいことは、特に若い人が知りたいことは、学問の分野にこだわっていたら本当のことはわからないし、それぞれの分野で起きていることを互いに刺激し合いながら深めていくような知的営みが出てくる時ようやく学問の面白さもわかってくると思うんです」良い文! p173~175科学に対するよい考察。 心理現象が脳と対応していることそれ自体の不思議には、科学的研究とは違ったロジックでアプローチしないと。そこで人文知。 量子力学と、哲学的な認識論と存在論が合流してほしい… カオスのエッジで意識や秩序について考える…こういう学習をもっとしていきたいね。複雑系の科学の勉強をしたい。 複雑性の縮減による増大は、実体験としてよくあるよね。 最終章の知についての考察は、考えてきた人たちらしさが滲み出ていた。 行為としての知を探求したい。
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20190518 右京図書館 昔の偉い先生方のようにスパルタや放任ではない、現代の良識的な先生による「学問の方法」についての、ふんわりとした手引き、と見える。
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難しい。私の知的レベルが足らず、議論のベースになっている哲学などの概念も知らないため、全く理解できない箇所もある。でも、読めないわけではない。わからないけど、ぼんやりと感じるものがある。 私の知らない世界はたくさんあって、それを知りに行くのはおもしろいかもしれない、と感じさせて...
難しい。私の知的レベルが足らず、議論のベースになっている哲学などの概念も知らないため、全く理解できない箇所もある。でも、読めないわけではない。わからないけど、ぼんやりと感じるものがある。 私の知らない世界はたくさんあって、それを知りに行くのはおもしろいかもしれない、と感じさせてくれる。紹介されている本を、少しずつでも手に取ってみようかと思った。 抜き書き 学校や教科書では、すでに生成し終わったところ、すでにできあがったところを教えるわけです。行為を通じての生成、というものが、もう終わってしまった、ところから始めている。これだとダメだし、本当には理解できないし、そして知ることの喜びも味わえないんですね。 →例として平方根が挙げられているが、歴史などについても同じことが言えると思う。高校生の時に地理が面白いと思ったのは、気候、植生などについてその原因からしっかり説明していたからだと思う。 インターネットの問題は、全体性がわからないということなんですね。単純な、インターネットで情報を見つけた場合、それがどのくらい重要なのか、その相対的な大きさが把握できない、という問題がある。本や、あるいは新聞と比べた時の、インターネットの弱みはここにありますよね。 →ニュースを見ようと思った時や、旅行プランを立てようと思ってネットを見るときによく感じること。新聞やガイドブックの方が、全体像が見えて分かりやすい。 参考書 銃・病原菌・鉄 ダイアモンド マルクスー資本論の思考 熊野純彦 現代社会の存立構造 真木悠介 マルクス 資本論 国家はなぜ衰退するのか アセモグル、ロビンソン 世界がわかる宗教社会学入門 橋爪大三郎 存在と時間 ハイデガー 熊野訳
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