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心中しぐれ吉原
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心中しぐれ吉原

山本兼一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2014/10/15
JAN 9784758412469

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商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2017/08/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

主人公、文七の歯切れのいい江戸弁と、はんなりした花魁お蝶の郭言葉が艶っぽく絡んで、とんとんとストーリーが進んでいく。文七を含めた札差連中の「すっくりした」金遣いっぷりも何か気持ちよい。 最後は事件が起き、謎解きが畳み掛けてきて、あれーって思ううちに終了。幕の引きかたは芝居か浄瑠璃のの世界を思わせるような。切ない小説。人生のむなしさ、はかなさ、人の欲、男女の情欲、夫婦の機微を上手く織り込んだ大人のエンターテイメント。堪能した。

Posted by ブクログ

2016/10/16

2008〜09年に「ランティエ」に掲載されたものに加筆して単行本化。 順風満帆だった札差大口屋の主人文七は、仲むつまじく閨でも喜悦していた女房が人気役者と出会茶屋で心中したことが信じられず、殺されたと疑って岡っ引きに探索を続けるように頼むが、周囲の証言は否定的だった。 折しも幕...

2008〜09年に「ランティエ」に掲載されたものに加筆して単行本化。 順風満帆だった札差大口屋の主人文七は、仲むつまじく閨でも喜悦していた女房が人気役者と出会茶屋で心中したことが信じられず、殺されたと疑って岡っ引きに探索を続けるように頼むが、周囲の証言は否定的だった。 折しも幕府が、幕臣の札差しへの借金を破棄する棄損令を出したため、文七は店を精算して番頭に渡し、心も体も互いに最高に相性がいい花魁を身請けして向島に隠棲して、とろける毎日を過ごしていたが、盗賊に襲われて財産を盗まれた上斬られて放火される。 体の痛みと失意の中で、もたらされた心中事件の真相は意外なもので偽装だったことがわかったが、さらに不幸は続き、なんとも救いのないエンディングを迎える。 いつもの作者の、誠実に生きる者のほんわかとした幸せを描いたものとは大きく違っていて、違和感がある。

Posted by ブクログ

2015/07/02

江戸時代の吉原近辺を舞台にした色恋刃傷サスペンス。当時の暮らしぶりや人間性などがイキイキと感じられ、タイムスリップしたような感覚でと楽しめた。 歴史を知らなくても楽しめるように工夫されておりサクサク読めた。 江戸時代の雰囲気を感じたい人にオススメです。

Posted by ブクログ

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