キャッシュレス革命2020 電子決済がつくり出す新しい社会

「キャッシュレス革命2020」研究会(編者)

• 販売会社／発売会社: 日経BP社
• 発売年月日: 2014/10/01
• JAN: 9784822273934

商品レビュー

2015/12/24

一通りの項目が整理されているが、金融機関勤務の人間としては、更に先を考えているし、本書に期待していたので、少しガッカリな内容

2015/11/26

クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネーについて、利用動向や基本的な知識を修得できる。

クレジットカードを使用しない人の理由は、「セキュリティ面の不安」と「必要以上にお金をつかってしまいそう」だから。

米国なので実施されている、公的給付をプリカで行う仕組みは、かなりいいと思う。

普及にはセキュリティ面に対する安心をどうやって周知していくかがポイントなのかな。

2014/12/21

とりたてて新しいと思った記述はないが、１冊にまとまっており、2020年に向けての決済業界のトレンドを知るには良書。

■ 「へー」と思ったこと
・海外ではデビットカードで現金が下せるらしい。それはATMだけでなく、店頭でできるところもあるらしい。（キャッシュアウト・サービス）（p.187辺）
・欧州では「高額現金取引禁止法」が施行されている国がある（p.103辺）
・メガバンク3行も、2015年に向けてATMを改修し、海外発行カードで日本円を引き出せるように準備を始めることを2013年12月に発表（p.158辺）
・十六銀行は、高山駅前支店にセブン銀行のATMを設置し、海外からの観光客に対応した。（p.185）
・海外キャッシングサービスの手数料は、みなし利息適用除外となっていないため、ATM利用料や、為替換算手数料がカード会社負担になる。（p.194辺）
・クレジットカードの場合、何らかの手続きをすることでVATリファンド（旅行者が海外加盟店で土産物を購入した際に、税金相当額の返金を受けること）が可能（p.219辺）