1,800円以上の注文で送料無料

遠い夏、ぼくらは見ていた 幻冬舎文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

遠い夏、ぼくらは見ていた 幻冬舎文庫

平山瑞穂(著者)

追加する に追加する

遠い夏、ぼくらは見ていた 幻冬舎文庫

定価 ¥847

220 定価より627円(74%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/16(土)~11/21(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784344422667

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/16(土)~11/21(木)

遠い夏、ぼくらは見ていた

¥220

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/08/23

+++ 十五年前の夏のキャンプに参加した二十七歳の五人がキャンプ主催者の遺言執行人に集められた。当時ある行為をした者に遺産三十一億円を贈ると告げられる。行為の内容は伏せられたまま、五人にはキャンプの詳細を思い出すことが課せられた。莫大な金への欲に翻弄されながら、各々が遠い夏の日を...

+++ 十五年前の夏のキャンプに参加した二十七歳の五人がキャンプ主催者の遺言執行人に集められた。当時ある行為をした者に遺産三十一億円を贈ると告げられる。行為の内容は伏せられたまま、五人にはキャンプの詳細を思い出すことが課せられた。莫大な金への欲に翻弄されながら、各々が遠い夏の日を手繰り寄せる……。人の記憶の暗部に迫るミステリー。 +++ 『偽憶』を加筆・修正し、改題したもの。文庫版のタイトルの方が、読みたい欲求をそそられる。同じ場所にいても同じものを見ているとは限らず、たとえ同じものを見ていたとしても同じように感じるとは限らない。そして、人の記憶というものは、時を経るにしたがって、自分の都合のいいようにどうにでも変えることができるのである。たとえそれが無意識だとしても。小学六年の夏に母親に薦められて参加したキャンプ。それから十五年が経って、降って湧いたような莫大な遺産話。その後亡くなった一人を除く五人の男女は、その後の生き方も現在の状況もさまざまであり、受け止め方もそれぞれであるが、なんとかそのときのことを思い出そうとする。その中で、初めは存在さえも忘れていた、故人となった志村広弥の様子が意味ありげに思い出されるのだった。遺産話の真偽は、途中の会話の中のひと言で、疑いが濃くなるが、何のための企てなのかが明らかになったとき、それまでの伏線が一本の道筋を照らし出す。と思ったのだが、それからまた展開があり、さらに人の記憶の不確かさに驚かされることになる。ラストは予想しなかったが、救われる心地がする。中盤から俄然目が離せなくなる一冊だった。

Posted by ブクログ

2015/01/04

記憶を辿る過程で、過去の自分の愚かさに気づいてしまうことは誰しもある思います。そうした時に何が救いになるのか、という話。 ミステリというには人物描写に寄っていますが、無理なく読み進められて後味も軽やかです。

Posted by ブクログ

2014/11/20

ラジオで取り上げられていて、読みたい! と思ったけど、題名忘れ、苦労して(笑)見つけた本です。 ミステリーっちゃあ、ミステリーだけど、推理小説ではない。面白かったけど。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品