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ばくりや
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ばくりや

乾ルカ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784167902049

ばくりや

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商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2024/05/29

2024.5.29市立図書館 ツイッターの「あやふや文庫」に捜索願がでていて(今朝)、おもしろそう、読んでみたいなと思ってたら、候補タイトルがすぐにあがって、図書館で本棚を見ていたらあったので、さっそく借りてみた。 初出は「オール讀物」(2009年9月号〜2011年4月号)、単行...

2024.5.29市立図書館 ツイッターの「あやふや文庫」に捜索願がでていて(今朝)、おもしろそう、読んでみたいなと思ってたら、候補タイトルがすぐにあがって、図書館で本棚を見ていたらあったので、さっそく借りてみた。 初出は「オール讀物」(2009年9月号〜2011年4月号)、単行本は2011年10月。 自分にとって要らない、困っている特殊能力があれば、他のだれかの別のそれ(ただしそれがどんな能力かは交換成立までわからない)と交換してくれるというふしぎな店をハブにした七つの連作短編。その設定がうまいなと思うし、実は7編ゆるくつながりあってもうひとつの囚われの身の物語になっているのもいい。 「女に異常に好かれる」「移動先で必ず荒天になる」「就職先が必ず潰れる」「豪速球が投げられる」「ちょっとしたことで泣いてしまう」「間が悪い」「キリ番を引きがち」といった能力といっていいのかめぐり合わせと言うべきなのかわからないものに向かい合う登場人物たちの姿をみながら、いろいろ思った。7編それぞれに展開がワンパターンのようでいて話によって微妙な変奏があるのがおもしろかった。ほかにもこういう短編集があるのなら読んでみたいとおもえる新しい作家に出会った。 ちなみに私自身には「定期購読した雑誌が遠からず休刊/廃刊になる」というジンクスがあるので、大好きな雑誌は毎月本屋さんでつど買うようにしている。交換してほしいというほど困ってはいないが、やはりものごとあまり思い詰めるものではないのだろうなあと改めて思えた。 「逃げて、逃げた先に」「雨が落ちてくる」「みんな、あいのせい」「狙いどおりには」「さよなら、ギューション」「ついてなくもない」「きりの良いところで」どれも印象深かったけれど、「逃げて、逃げた先に」と「ついてなくもない」が好きかな。

Posted by ブクログ

2016/07/13

連作短篇集。 自分の持つ能力を、他の人の能力と交換してくれる。ただ、どんな能力と交換されるのかは移植されるまでわからない。 果たして交換は良かったのか、悪かったのか… 『さよなら、ギューション』が切ないけど、一番好きだった。 2016.7.13

Posted by ブクログ

2015/01/04

自分のとある「能力」を他人のとある能力と交換するお店を舞台?とした連作短編集。心温まる話あれば、ブルーな話もあり。 最後の話のラストが秀逸。長編としても面白い。

Posted by ブクログ

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