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知中論 理不尽な国の7つの論理 星海社新書54
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/09/27 |
JAN | 9784061385580 |
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知中論 理不尽な国の7つの論理
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
全ての思想信条から距離を置いた、あくまでクールな視点に徹した現代中国に関する解説本。アブク銭目当ての穢らわしい差別本が横行するなか、純粋な「なぜなのか知りたい」という欲求に応えてくれる。こういうのでいいんだ、こういうので。
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- ネタバレ
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ネット上で著者の事を知り、購入。 比較的軽い文体を深い知識の裏付けを持った状態で書いているように思える。北京に現在在住し、もろもろの中国人を触れる中で感じることをわかりやすい表現で例えてくれている気がする。個人的には内政が陰謀ばかりだからといって、外交はすべて陰謀による諸外国(特に西側)からのイジメというような認識を一般大衆が持っているのはどうにかならんのかと思う。自信と劣等感の同居、さらに特に歴史や政治に関して矛盾点を突っ込まれるとただ感情的に反応するか意味不明な論点のズラシになるか、ほんとどうにかしてほしい。もっと建設的な意見の交換をしたいものだと常々思ってします。 面白かった表現をいくつか抜粋。 P36 中国とは、人間に例えれば図体もでかくカネも社会的地位も持つようになった大人が、普段は自信満々で傲慢な言動を繰り返しているのに、心の中では過去に受けたイジメに対する屈折した被害者意識と警戒心を持ち続けているようなものです。非常に面倒くさい人間になってしまったわけですね。 P126 中国の官僚はもともと、ちょっと私腹を肥やしながら豪快に業務を進めていくのが常で、逆に言えばそういった仕事のやり方しか知らない。彼らは汚職や職権乱用を禁じられると、従来のような悪い事をしなくなるかわりに、働く事もやめてしまうというのです。 P176 少数民族問題に関して 当時の㈱チャイナ産業と㈱モンゴル草原商事・㈱チベット仏教物産・㈱新疆テュルク・イスラム興業といった潘部との関係は、共通の持株会社・大清帝国ホールディングスのもとでの子会社同士という位置づけです。大清帝国Gの一員という意識はありながらも、対等の子会社であったチャイナ産業の社員としての意識はなく、大清帝国HD破綻後、残務処理事業を引き継いだチャイナ産業の支配を受けることに抵抗をしめした。 以上。
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こういう視点の本待ってました。目から鱗とはまさにこのこと!尖閣問題は「ムラバトル(械闘)」?反日デモは「孫悟空」??一家に一冊置いとけば、無益なデマにも流されない!!? 全国の嫌中・嫌韓論者へ!
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