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沈黙の果て(上) 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2014/09/01 |
JAN | 9784488211059 |
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沈黙の果て(上)
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
ドイツのベストセラー作家。 久しぶりに古典作品ではなくて、初めてのドイツ作品なんだけど、私の好きな英国古典ミステリ感が漂っていてとても読みやすい。(作品の舞台もイギリス) ブク友さんのレビューを見て、これは絶対自分が好きなタイプだと思って読みたくなった。 【夫たちの濃密な友人...
ドイツのベストセラー作家。 久しぶりに古典作品ではなくて、初めてのドイツ作品なんだけど、私の好きな英国古典ミステリ感が漂っていてとても読みやすい。(作品の舞台もイギリス) ブク友さんのレビューを見て、これは絶対自分が好きなタイプだと思って読みたくなった。 【夫たちの濃密な友人関係により、古い屋敷で休暇を過ごしていた3組の夫婦と子供が3人。ある日、その中の5人の惨殺死体が発見される…。いったい誰が?なぜ…?】 大人6人と子供3人が何週間も顔を突き合わせて休暇を過ごしている。 キッチン、ダイニング、居間は1つしかない。 息苦しい環境に次第にギスギスしてくる。 そして、みんなそれぞれ隠している心の闇が少しずつ見えてくる。 なぜこんな不自然で強制的のような共同生活をしているのか?は下巻で解明されるのかな? どんな秘密が隠されてるのか楽しみで早く下巻が読みたい。 上下巻に分かれてるので結構長い。 でも派手な展開はないのに、濃厚な人間ドラマと心理描写で先を読ませるのが上手い。
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シャルロッテ・リンクを初めて読んだのが、つい先日、『裏切り』である。 たいそう面白かったので、シリーズの続きの出版を楽しみにしているのだが、 過去の作品はさほど関心が沸かなかった。 それがである。 我が積読山脈の裾野に、上下きっちりあるではないか! というわけで、早速読んだのであ...
シャルロッテ・リンクを初めて読んだのが、つい先日、『裏切り』である。 たいそう面白かったので、シリーズの続きの出版を楽しみにしているのだが、 過去の作品はさほど関心が沸かなかった。 それがである。 我が積読山脈の裾野に、上下きっちりあるではないか! というわけで、早速読んだのであった。 結論を言えば、面白かった。 しかし、上巻は少々きつかった。 5組の夫婦、カップルが出てくるのだが、それについてのあれこれが描かれる。 10代の恋、夫婦の仲、さらには親子のもめごと、カップル同士の仲 etc... いやいや、そんなに描写されましても、ええと・・・・・・ 読む支えになったのは、いきなり一人殺されている場面だ。 それから少々過去に戻って話が描かれる。 いずれこう進んでいくのだという、言わば予告があったから、読み進んでいけた。 予告通り、いや、予告以上に事件は起こり、面白くなっていく。 誰と誰が夫婦なのかは、メモしたほうがいいだろう。 誰だっけ? がなく読んでいけて、私はとても楽だった。 舞台はヨークシャーで、主な登場人物はドイツ人だ。 作者シャルロッテ・リンクはドイツ人である。 13才の時に旅行で訪れて以来、イギリスに夢中なのだそうだ。 この『沈黙の果て』も、先日の『裏切り』も、いかにこの殺人が行われたかという、トリックを暴くものではなく、なぜ殺人をしたのか、をテーマにしている。 「ミステリーにはトリックがないと」という方には向かない作家なのだろう。 しかし面白い。 ベストセラー続出の、ドイツの国民的作家というのも無理はない。 ぜひ一度読んでほしい。
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翻訳が読みやすく、心理描写も深くて、登場人物多い割に理解しやすいです。初読の作家さんですが、登場人物一人一人が生き生きとしていて、力量が感じられます。人物のビジュアル、風景までイメージできる作品はそうそうありません。じっくり読み進みながら下巻へ。展開が楽しみです。ここまで読んだ限...
翻訳が読みやすく、心理描写も深くて、登場人物多い割に理解しやすいです。初読の作家さんですが、登場人物一人一人が生き生きとしていて、力量が感じられます。人物のビジュアル、風景までイメージできる作品はそうそうありません。じっくり読み進みながら下巻へ。展開が楽しみです。ここまで読んだ限り、素敵なお屋敷てもこんなピリピリしたところで休暇を過ごしたくない、という思いが募るばかりてす。
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