1,800円以上の注文で送料無料

きょうのできごと、十年後
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-04-03

きょうのできごと、十年後

柴崎友香(著者)

追加する に追加する

きょうのできごと、十年後

定価 ¥1,540

220 定価より1,320円(85%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

2/23(日)~2/28(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2014/09/29
JAN 9784309023236

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

2/23(日)~2/28(金)

きょうのできごと、十年後

¥220

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

3.9

43件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/07/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 続編が出てると知れば読むしかなく前作の記憶があるうちに読んだ。現在の年齢が登場人物達に近いこともありかなりスルスル読んだ。本著単体での魅力と言われると難しいけど、あいつらが元気で生きている、それだけで嬉しいのであった。  大学生だった登場人物たちが社会人となった10年後。それぞれ労働者としての立場が異なり各人の悩みが描かれているのがオモシロかった。物語の展開に奉仕しないディテールの細かさは健在で一体どうやってここまで社会人の仕事における悩みを思いついたり言葉にできたりするんだろうか。言語化しづらいのだけども、そっくりそのまま境遇の人が街に歩いているのではないか。そういうリアリティのレベルだ。  10年となるとちょうどキャリアについて考える最初のフェーズということもあり各人のシビアな人生の機微が伺い知れる。自分自身も同じようなタイミングで人生の舵取りを変えたこともあり当時のことを思い出した。特にかわちくんが上司と顧客訪問するシーンは既視感しかない。同僚、上司と昼食で話すのって意外に難しい。夜の飲み会とは異なりその場のムードで何となく流れていくことが少ないから。それっぽい言葉で時間を埋める展開がリアル過ぎた。またポスドクで忙しい日々を過ごす正道くんの姿もあり得た自分の未来に見えたし修論間際に深夜まで実験したことも思い出した。  アンチ・アンチ物語、つまり逆張りを繰り返した結果、笑ってしまうほど派手な展開が終盤に用意されており虚を突かれてオモシロかった。「起こるときは起こるんやで」というメッセージなのか。いつか20、30年後とかも出て欲しい。

Posted by ブクログ

2024/05/10

きょうのできごと 映画も本もよかった。 (映画は空気感リアルすぎて見るのつらいくらいだった。) 10年後もあったか。 京都ってほんまにあんな感じよな。

Posted by ブクログ

2024/01/05

前作の映画がとても好きで、続編の存在を知り即手に取りました。(今更ですが・笑) ほんと何でもない日常を描いた内容でゆったり読めます。 前作から10年後、それぞれに歳を重ねた登場人物達。考えの変わるところ変わらないところ、あるよなぁ〜と自分にも重ねて楽しく読みました。 私自身がさ...

前作の映画がとても好きで、続編の存在を知り即手に取りました。(今更ですが・笑) ほんと何でもない日常を描いた内容でゆったり読めます。 前作から10年後、それぞれに歳を重ねた登場人物達。考えの変わるところ変わらないところ、あるよなぁ〜と自分にも重ねて楽しく読みました。 私自身がさらに年齢が上なので、ここからもっと変化が待ってるのが人生なんよなーなんてしみじみしたり。 夜のお散歩に繰り出したくなる読了後でした。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す