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幻視時代 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2014/09/20 |
JAN | 9784122060074 |
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幻視時代
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
あらすじから受けた印象は黒後家蜘蛛の会的なものを予想していたのだが、推理合戦というよりも「匠千暁シリーズ」の四人のようにあーでもないこーでもないと言い合いながら少しずつ事件の真相がわかっていく、という感じで正直あまり新鮮味はなかった。同じような形式の「聯愁殺」が良すぎたせいもある...
あらすじから受けた印象は黒後家蜘蛛の会的なものを予想していたのだが、推理合戦というよりも「匠千暁シリーズ」の四人のようにあーでもないこーでもないと言い合いながら少しずつ事件の真相がわかっていく、という感じで正直あまり新鮮味はなかった。同じような形式の「聯愁殺」が良すぎたせいもあるかもしれないが今作は小粒にまとまったなぁという感じ。全体を通してミステリの比重が大きくないというのも個人的にはちょっと物足りなかった。
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18年前の写真に、その4年前に亡くなった人が写っているという中々ショッキングなプロローグ。タックタカチシリーズのように、後半は作家と書評家と編集者という3人が集まって飲み食いしながら(こちらは酒豪ばかりではありませんが)推理を巡らせることで真相を考えていく手法になっていました。推...
18年前の写真に、その4年前に亡くなった人が写っているという中々ショッキングなプロローグ。タックタカチシリーズのように、後半は作家と書評家と編集者という3人が集まって飲み食いしながら(こちらは酒豪ばかりではありませんが)推理を巡らせることで真相を考えていく手法になっていました。推理の途中で私にも真相は想像がつきましたが、悲痛な叫びが聞こえてくるようでとても痛かったです。例によって想像の域を出ずに終わりますがすとんと腑に落ちるエピローグで納得の西澤作品でした。ただ幽霊の存在意義だけはちょっと甘い気がします。
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捻りの効いた本格ミス。著者の名人芸の一角といえる“議論もの”。 喧々諤々の議論により、印象的な脇道や効果的なミスリード、あるいは新たな伏線となる説…と、様々な推理を重ね、真相ににじり寄っていく様は、何度味わっても独特で見事。 今回はまた、殺人と悪事のフー&ホワイダニットと...
捻りの効いた本格ミス。著者の名人芸の一角といえる“議論もの”。 喧々諤々の議論により、印象的な脇道や効果的なミスリード、あるいは新たな伏線となる説…と、様々な推理を重ね、真相ににじり寄っていく様は、何度味わっても独特で見事。 今回はまた、殺人と悪事のフー&ホワイダニットと平行し、幽霊の「あるべき論」が論議されるのも面白かった。 そして、導入から展開、つまり前半部の描きっぷりにもいい。起承転結のうち前二つにも意外性や独自性が込められており、他作と似た印象でもワンパターンでは決してないので、全く読み弛まない。ノンシリーズの本作で、改めて感じた。 ちなみに、大矢博子のあとがきもなかなか。本作の魅力語りはそこまで同意できないが、著者作に通ずる業の下りはなるほどと思った。 4-
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