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赤い大公 ハプスブルク家と東欧の20世紀
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赤い大公 ハプスブルク家と東欧の20世紀

ティモシー・スナイダー(著者), 池田年穂(訳者)

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赤い大公 ハプスブルク家と東欧の20世紀

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶應義塾大学出版会
発売年月日 2014/04/23
JAN 9784766421354

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赤い大公

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商品レビュー

4

3件のお客様レビュー

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2022/07/12

東欧における近代と現代の狭間に生きたハプスブルクの王子様の足跡を辿るなかで、ポーランド、ウクライナに生きた人々の姿を垣間見る。近年と同様にスナイダーの視点は鋭い。

Posted by ブクログ

2016/01/01

ハプスブルク家の話なんぞほとんど知らなかったのに加え、ヨーロッパ近代史にかなり興味を持った。 一族の栄華が終わりかける貧乏くじ感満載の時代を自分で切り開いていくカラフルな人生は難しかったけど凄く読み応えがありました。

Posted by ブクログ

2014/09/10

1918年の第1次大戦終了後、ウクライナ国王の最有力候補だった男。ハブスブルク一族のポーランド分家の3男、ウィルヘルム(ウクライナ名でヴァシル)という人。父シュテファン、兄アルブレヒトはポーランド人の道を選び、訣別した彼はウクライナ国籍を獲得。ウクライナ人将校として、人望があった...

1918年の第1次大戦終了後、ウクライナ国王の最有力候補だった男。ハブスブルク一族のポーランド分家の3男、ウィルヘルム(ウクライナ名でヴァシル)という人。父シュテファン、兄アルブレヒトはポーランド人の道を選び、訣別した彼はウクライナ国籍を獲得。ウクライナ人将校として、人望があったという。その頃のウクライナは東西2つの人民共和国。最終的にスターリンの支配下に全土が入り、統一できたとは皮肉なこと。2つの大戦と民族主義、民主主義、共産化の波を次々にかぶったウクライナ。そしてポーランド、オーストリアの20世紀の歴史も詳述、目が開かれる思い。ウクライナ民族が東西の狭間にあった歴史は意外と知られていない。最近までスラブ系でロシアと双子のように受け止めていたが、ドイツ・オーストリアとは距離的にも精神的にも近い!1991年のウクライナ独立は感動的な出来事だったのだ!ウィルヘルムの数奇な人生、兄アルブレヒト夫妻やその子供たち、最後の皇帝カールと皇后ツィタ、長男オットーなど、ハブスブルク家の激動の時代は60年ほど前まであったことも新鮮だった。

Posted by ブクログ

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