マイケル・ムーアがよくわかる本 TJ MOOK

芸術・芸能・エンタメ・アート

• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2004/09/19
• JAN: 9784796642729

商品レビュー

2024/04/02

最近日本の政治家の酷さが際立つニュースが多すぎて怒りを通り越して情けなさと脱力感蔓延の日本社会。
国民の厳しい暮らしなどどこ吹く風とばかり裏金、脱税、売国、移民推進、バラマキ外交とやりたい放題。相変わらずブーメラン野党も酷いが、LGBT法案強行採決したあたりから与党の極左化がとまらない。
未だ米国への忠犬ポチ振りは打破できず、中国からは議員、官僚、マスコミにまでサイレントインベージョンされ、タカリ国家韓国へも譲歩の連続、人攫い国家北朝鮮にはミサイル発射され放題で日本は遺憾砲のみ。
毎年上がる公共料金や社会保障費だが、その税金の使われ方も中抜き事案が多く実効性のないものばかりで、さらに物価上昇も追い打ちをかけ国民の生活は厳しさを増す一方。
日本を貶めたいマスコミは、本質的問題をバラエティやお笑い番組で国民の目をそらし、茹でガエル状態に勤しむ。
今こそ日本にも、和製マイケル・ムーアが現れてほしいと切に思う。(個人的には、ジャーナリスト門田隆将氏、弁護士の北村晴男氏や脛に傷を持つが政治の裏表を知る高橋洋一氏あたりに最後のご奉公と頑張って欲しいのだが…)
アメリカの恥部を皮肉とユーモアを交えながら、真正面から斬るスタイルは、わかりやすく示唆的です。もちろん、政治的に一方的過ぎだという批判もあるが、単なる政府の言いなりではなく国民に考える選択肢を与えた意義は大きい。
本書は宝島ムック本、総勢10名の執筆者があの手この手でマイケル・ムーアに迫る企画、中でも大野和基の直撃インタビューはムーアの頭の回転の早さがわかる点でも出色。